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マネパ為替分析 日刊レポート

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「天井確認→急反落」と見るのは早計…!?

2021年02月09日

◆ 再び上値トライも… - “105円前半”へ押し下げられる

先週末の「弱い米雇用統計」を受けた「大規模追加経済対策の早期実現」への声が、昨日は先行しました。
このため欧州タイムには再び“105.669円”へと上値を伸ばす場面も見られましたが、長くは続きませんでした。

「株高の連鎖」に起因するリスク選好姿勢は、“ドル売り”を促したからです。
また昨日は“1.20%乗せ(昨年3月19日以来)”まであと僅かと迫った米10年国債利回りが、乗せ切れずに反落したことも“金利選好のドル買い解消”へとつながった印象があります。
このためNYタイム以降は「(主要通貨間で)ドルが最弱通貨」となったことから、“105.20円水準”へ押し下げられて昨日の取引を終えています。


◆ テクニカル的には「“利益確定売り”が囃されやすい」だが…?

上値メドと見られる“200日移動平均線(105.60円)”を上回る場面こそ見られたものの、最終的には跳ね返された格好であることを考えれば、テクニカル的には「“利益確定売り”が囃されやすい」といえます。
しかし現在のマーケットテーマは「大規模追加経済対策の早期実現」に傾斜していますので、“金利選好のドル買いニーズ”は根強いものがあります。
また「日米経済成長力格差」にもスポットライトが当たりつつありますので、“ドル売り”が一方的に進行する状況とはいえません。
さらに昨日の“ドル売り”のキッカケとなった「米10年債利回り」は、“幾分反発(1.15%→1.17%手前)”しています。
つまりこのまま「“200日移動平均線”で目先の天井確認→急反落」となるかは、かなり微妙…?

これまでの上昇スピードを考えれば、“もう一段の調整→下値追い”となる可能性はゼロではありません。
このため警戒を緩めるわけにはいきませんが、「“105円前半”では底堅い」を基本としながら、「次なる材料(テーマ)」を探りたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:105.961(50週移動平均線、大台)
上値4:105.863(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:105.765(2/5高値)
上値2:105.669(2/8高値、+2σ)
上値1:105.575(200日移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:105.216
下値1:105.151(2/8安値)
下値2:105.000(大台、2/4安値、+1σ、ピボット1stサポート)
下値3:104.923(2/3安値、日足・一目均衡表転換線)
下値4:104.827(2/2安値、週足・一目均衡表基準線、1/21~2/5の38.2%押し、ピボット2ndサポート)
下値5:104.607(2/1安値)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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