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マネパ為替分析 日刊レポート

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「理屈より流れ」との認識を…!?

2021年03月01日

◆ “利益確定売り”は軽微 - “上値追い”継続

想定よりもかなり“強い”…。

“利益確定売り(上値が重い)”に比重をかけた先週末でしたが、またしても“上値追い”が目立ちました。
注目の「米国債利回り」は、想定した通り“低下(1.61%→1.38%)”しました。
しかし根強い米インフレ期待を背景に、「株安の連鎖」は止まることはありませんでした。

ただマーケットはこれを“リスク回避→円買い”と認識することはなく、“リスク回避→リスク通貨売り→ドル買い”と捉えました。
東京タイム中盤は“105.846円”へ下押す場面こそ見られたものの、その後は“全般的なドル買い”に押され、NYタイム中盤には“週足・一目均衡表先行スパン上限(106.697円)”へと駆け上がりました。


◆ ただ「上限が遠退く」に当たって…?

こうして“ドル買い”をけん引してきた「前者(米国債利回り)」は低下しましたが、「別の材料(リスク通貨売り)」を取り上げることで“ドル買い”は継続しました。
「利回り上昇再開」を想定する向きが多いことを考えれば、“上値追い”は継続する可能性も否めないところがあります。

ただしポイントとなる“週足・一目均衡表先行スパンの雲”は、今週は“幾分切り上がり(106.697-900円)”を見せています。
つまりテクニカル的に「上限が遠退いた」という状況下、“さらなる上値追い”で挑めるのか…?

本日も「米国債利回り動向」「株価動向」が主体とは考えますが、「テクニカル次第」「理屈より流れ」という認識は持っておくべきかもしれません。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:107.237(100週移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値5:107.045(20/8/13-14高値、大台)
上値4:106.945(20/8/28高値、週足・一目均衡表先行スパン上限、ピボット1stレジスタンス)
上値2:106.786(月足・一目均衡表基準線、20月移動平均線)
上値1:106.690(2/26高値、週足・一目均衡表先行スパン下限)
前営業日終値:106.568(+2σ)
下値1:106.377(月足・一目均衡表転換線)
下値2:106.272(2/23~2/26の23.6%押し)
下値3:106.013(2/23~2/26の38.2%押し、大台、ピボット1stサポート、+1σ)
下値4:105.831(2/25-26安値、日足・一目均衡表転換線、50週移動平均線、2/23~2/26の50%押し)
下値5:105.594(2/23~2/26の61.8%押し)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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