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マネパ為替分析 日刊レポート

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「踊り場」を形成中…!?

2021年03月03日

◆ 上値は模索したものの… - “107円回復”ならず

「一気に」というのは、さすがに期待しすぎたか…。

前日高値を“上回る(106.952円)”ところまでは上昇したものの、“大台(107円)”にはわずかに届きませんでした。
こうなると“利益確定売り”が囃されやすくなるのは世の常であり、昨年8月14日以来となる“107円回復”とはなりませんでした。

一方で“金利選好”を促してきた「米国債利回り上昇」、“リスク選好”を引っ張ってきた「株高の連鎖」にそれぞれ一服感が見られる中、“下値の堅さ”は相変わらずでした。
ブレイナードFRB理事の『米国債利回り急伸が目についた』発言でも大きく反応することはなく、“106.677円”で下値は限定されています。


◆ こうなると「イメージは下方向」が囃されやすいが…?

“107円台”に届かなかったという状況を踏まえれば、“頭打ち→利益確定売り”が囃されやすいと見るのが自然です。
しかし“週足・一目均衡表先行スパン上限(106.900円)”の上には顔を覗かせ、そして“同下限(106.697円)”では概ね支えられているのも、また事実です。
つまり「イメージは下方向」へ向かいやすいものの、テクニカル的には「上方向への踊り場」を形成している見るのが妥当…?

さらに本日は「ADP雇用統計」「ISM非製造業景況指数」「米地区連銀経済報告(ベージュブック)」
等、好内容が期待される米経済指標が相次いで発表されます。
あくまで結果次第となりますが、直近の動向を踏まえれば「米景気回復期待(楽観論)」が再燃する可能性は十分。
引き続き「米国債利回り動向」「株価動向」を睨みながらということになりますが、「“上振れリスク”が意識されやすい」はまだ続いていると見たいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:107.141(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:107.045(20/8/13-14高値、大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:106.952(3/2高値、週足・一目均衡表先行スパン上限、+2σ)
上値2:106.866(ピボット1stレジスタンス)
上値1:106.786(月足・一目均衡表基準線、20月移動平均線)
前営業日終値:106.686(週足・一目均衡表先行スパン下限)
下値1:106.591(ピボット1stサポート)
下値2:106.497(ピボット2ndサポート)
下値3:106.364(3/1安値、月足・一目均衡表転換線)
下値4:106.294(+1σ、ピボットローブレイクアウト)
下値5:106.175(2/23~3/2の38.2%押し)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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