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マネパ為替分析 日刊レポート

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こうなると「日米金利格差拡大」が意識されやすい…!?

2021年03月26日

◆ 一転して“リスク選好”へ… - 109円回復 

「株高」を背景に、昨日は“リスク回避”が緩みました。
「米10年債利回り」が“堅調推移(正午前には1.63%超へ上昇)”を見せたことも、後を押した印象があります。
こうして東京タイムより“円売り”が優勢となると、欧州タイム序盤には“(19日以来の)109円台”へと到達しました。

その後も「米GDPの上方修正(+4.1%→+4.3%)」「コロナ危機以降で最低となった米新規失業保険申請件数(68.4万件)」と、支援する材料は相次ぎました。
このため再び“108円台”に押し戻されることはなく、そのまま“109円台”で昨日の取引を終えています。

なお就任後初となる「バイデン大統領会見」では、『コロナワクチン接種引き上げ(4月末まで、1億回→2億回)』が打ち出されました。
その上で『米成長率見通しは6%超』との楽観姿勢が示されましたので、“リスク回避”は“リスク選好”へ一転した印象も伺えるところです。


◆ “上値の重さ”を意識する向きは存在するが…?

「米インフレ懸念」は燻り続けていますので、“上値の重さ”を意識する向きは少なからず存在するでしょう。
しかし「米10年国債利回り」の底堅さを踏まえれば、「日米金利格差拡大」が意識されやすいと見るのが自然です。
その上で“リスク選好”へ再傾斜ともなれば、それは“金利/リスク”の双方から“円売り”そして“ドル買い”が後を押されることを意味します。

本日は「年度末/期末を控えた週末」に当たりますので、このまま“さらなる上値模索”へとつながるかは微妙といわざるを得ません。
しかし昨日の上昇で“200週移動平均線(本日は108.987円)”を再び上回ったという事実があります。
「膠着の中での揺れ動き」と見てきましたが、「放れた方に付いていく」がそもそもの基本であったことは、しっかりと認識しておきたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:109.846(20/6/5高値
上値4:109.690(20/6/8高値)
上値3:109.577(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:109.361(3/15高値、3/17高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:109.296(3/18高値、+1σ)
前営業日終値:109.184(50月移動平均線)
下値1:109.000(大台、200週移動平均線)
下値2:108.917(3/23~3/25の38.2%押し、日足・一目均衡表転換線
下値3:108.819(3/23~3/25の50%押し、100月移動平均線、ピボット1stサポート)
下値4:108.696(3/25安値、3/23~3/25の61.8%押し)
下値5:108.402(3/23-24安値、ピボット2ndサポート)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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