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マネパ為替分析 日刊レポート

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“流動性低下”をどう見るか・・・!?

2021年04月02日

◆ “ポジション調整”主体・・・ - 110円半ば~後半

膠着・・・

“堅調推移”そのものは変わらないものの、昨日も“上値の重さ”が目立ちました。
やはり「イースター(復活祭)休暇」に入るスケジュール感に対して、“ポジション調整”が入ったと見られます。

昨日発表された米経済指標は、“マチマチ(ISM製造業PMIは1983年12月以来最高の64.7/新規失業保険申請件数は前週より6.1万件増加した71.9万件)”でした。
「米景況楽観論」を支えるには十分な内容といえますが、“ドル買い”への安心感が高まることはありませんでした。

一方で「米国債増発」への思惑が低下したことで、「米10年国債利回りは低下(NYタイム中盤には一時1.67%割れ)」しました。
このため“金利選好→ドル買い”は巻き戻される格好となり、全般的に“ドル売り”が優勢となりました。
こうして欧州タイム中盤には“110.85円”へと値を戻す場面こそ見られたものの、“次なる節目(111円ライン)”を模索するには至らず、“110円半ば”へと押し戻されています。


◆ 「動かない」とのイメージはつき纏うが・・・? - 米雇用統計

本日は、米国市場が“変則的(株式&商品は休場/債券は短縮/為替は通常通り)”、香港・シンガポール・オセアニア・欧州市場は“休場(グッドフライデー)”となります。
このため“流動性低下”は避けられず、「積極的なポジション形成」は昨日以上に取りづらいと見るのが自然です。
そうした中、本日は「米雇用統計」が予定されています。

『以前ほど注目されない(動かない)』というイメージがつき纏う同指標ですが、“流動性低下”ともなれば「些細な要因で急変動」という可能性は十分…?
「米金利先高観」「日米金利格差」が崩れそうにない現状では、“ドル買い(さらなる上値追い)”への期待も大きくは崩れないとの見方は変わりません。
しかし本日に関しては“(上下共に)揺れ動く”を意識しておく必要がありそうです。

概ね“好内容”とされる「事前予想(NFP:+64.7万人/失業率:6.0%/平均時給:+0.1%)」からのの乖離具合を、しっかりと見極めながら…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:111.272(20/3/26高値)
上値4:111.078(3/10~3/15-3/23の261.8%返し、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:110.964(3/31高値、大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:110.843(4/1高値)
上値1:110.748(+2σ、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:110.611
下値1:110.543(4/1安値、ピボット1stサポート)
下値2:110.359(3/23~3/31の23.6%押し、ピボット2ndサポート)
下値3:110.273(3/31安値)
下値4:110.188(ピボットローブレイクアウト)
下値5:109.985(3/23~3/31の38.2%押し、月足・一目均衡表先行スパン下限、大台、+1σ)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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