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マネパ為替分析 日刊レポート

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「突っ込んだドル売りにはならない」・・・!?

2021年04月19日

◆ 「米10年債利回り低下」も一服 - 108円後半

再び小動き…

「米10年債利回りは頭打ち」との思惑を背景に、先週末も“上値の重さ”は引きずりました。
一方で「好内容の米経済指標(住宅着工件数は06年6月以来/ミシガン大消費者態度指数は20年4月以来の高水準)」「週末のポジション調整」の影響もあり、“下値の堅さ”も顕著でした。
このため“東京タイム序盤:108.610円-欧州タイム序盤:108.962円”の範囲内でしか動かず、“膠着(変動幅は上下35銭程度)”を前面に押し出さしたまま、先週末の取引を終えています。


◆ 「米10年債利回り低下」も一服 - 108円後半

このため「当該レンジ内での膠着」を基本としつつ、「いずれに放れるか?」を見極めるのが、本日のポイントということになります。
注目されるのは、やはり「米10年債利回りの行方」と見られます。

“ネックライン(1.587%)”を割り込み、一時は“1.52%”へと低下したものの、その後は“1.595%”へ戻した「米10年債利回り」。
“もう一つのネックライン(ドル円:108.402円)”は維持されているものの、現時点では「先行きは不透明」といわざるを得ないところです。
ただ本日は「オプションの行使期限(15億ドル相当、108.60-70円)」を迎えますので、期限切れまでは「当該ラインへの収斂圧力(動きづらい)」が想定されますが、その後となると…?

“1.60%台”には戻し切れていないだけに、「決め打ち」は禁物といわざるを得ません。
ただ「米10年債利回り低下」に伴う“ドル売り”も、徐々に“陰り”が見られ始めているようにも感じます。
「事の成り行き」を慎重に見極めながらも、「突っ込んだドル売りにはならない(下値は堅い)」を想定して、神経質なマーケットと対峙したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:109.507(3/31~4/15の38.2%戻し、20日移動平均線)
上値4:109.442(4/9~4/15の61.8%戻し)
上値3:109.283(4/9~4/15の50%戻し、日足・一目均衡表転換線、ピボットハイブレイクアウト)
上値2:109.091(4/14高値、50月移動平均線、4/9~4/15の38.2%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:108.964(4/15-16高値、200週移動平均線、100月移動平均線、大台、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:108.779(-1σ)
下値1:108.607(4/15-16安値、ピボット1stサポート)
下値2:108.402(3/23-24安値、ピボット2ndサポート)
下値3:108.339(3/10-11安値)
下値4:108.213(3/8安値、ピボットローブレイクアウト)
下値5:108.095(-2σ)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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