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マネパ為替分析 日刊レポート

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「テクニカル/ファンダメンタルズ」双方を見極める局面・・・!?

2021年04月21日

◆ 「株安の連鎖」で押し戻され・・・ - 108円前半

“下値の堅さ”こそ見られたものの、“急反発”につながることはありませんでした。

昨日は欧州タイム序盤には“108.546円”へ値を戻しましたが、NYタイム中盤には “108円水準(NYタイム安値は108.020円)”に再び押し戻されました。
背景にあるのは、「株安の連鎖」に伴った“リスク回避→円買い”と見られるところです。


◆ 「米10年国債利回り」では逆の動きも・・・

一方で「米10年国債利回り」を巡る動きは、前日とは“逆”でした。
“1.62%→1.55%”へ低下する場面が見られたものの、“ドル売り”につながることはなく、逆に“底堅さ”を見せたからです。
ドル指数を見る限りは“利回り上昇→ドル売り/利回り低下→ドル買い”という場面も見られていますので、「従来フロー(米10年債利回りに連動)」は崩れたままと見るのが妥当です。


◆ そうなると“動くに動けない”…?

このため本日も、「昨日と同じ(一旦様子見)」とせざるを得ないところがあります。
「まとまった規模のドル買いオーダー(108.00-107.90円水準)」が散見されていますので、 “さらなる下値追い”につながるかは些か微妙です。
しかし「テクニカルの真空地帯(107円台は3/4急騰時に一気に通過した水準、主だった節目が不在)」に差し掛かっていることを考えれば、“下落加速”となる可能性も否めないからです。

個人的には “下値が堅い”がより優勢、“急反発”への期待もまだ持っていますが、後はことの成り行き次第…。
テクニカル的な「108円ラインを巡る攻防」、ファンダメンタルズ的な「次のマーケットテーマは何か?」を、しっかりと見極める局面といえそうです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:108.825(4/19高値)
上値4:108.731(4/9~4/20の38.2%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:108.546(4/20高値、-1σ)
上値2:108.432(ピボット1stレジスタンス)
上値1:108.345(4/20高値後の61.8%戻し)
前営業日終値:108.088(50日移動平均線)
下値1:107.973(4/20安値、週足・一目均衡表転換線、2/23~3/31の50%押し、大台)
下値2:107.816(3/5安値、-2σ、ピボット1stサポート)
下値3:107.629(ピボット2ndサポート)
下値4:107.448(日足・一目均衡表先行スパン上限)
下値5:107.227(2/23~3/31の61.8%押し、ピボットローブレイクアウト)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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