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マネパ為替分析 日刊レポート

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「強い米国」が戻ってきた…!?

2021年04月30日

◆ 「米景況楽観論」再燃… - 109円台へ

さらに反発…

“ハト派寄り”となったFOMCを経て、東京市場が休場となった昨29日には“108.431円”へと下押す場面が見られました。
しかし『実施済のコロナ対策(1.9兆ドル)、子育て・介護支援(1.8兆ドル)を含め、計6兆ドル近い財政支出』が打ち出されたバイデン大統領・施政方針演説を機に、「米景況楽観論」が再燃しました。
13日以来の“1.686%”へ上昇した「米10年国債利回り」に引っ張られ、ドル円も“109.219円”へと上値を伸ばしました。


◆ もう一段の「米10年国債利回り上昇」は十分あり得る…?

その後は「緩和長期化観測」に押されて“109円割れ”へと押し戻されましたが、昨日発表された米経済指標は“頗る好内容(米新規失業保険申請件数は前週比-1.3万件の55.3万件/米1-3月GDPは驚異の+6.4%)”でした。
こうして「インフレ期待」が“金利選好(ドル買い+円売り)”を促しつつ、一方で下落していたNYダウが最終的に押し上げられたように「米景況楽観論」が“リスク選好(円売り)”へ波及する構図も継続しています。
その上で「富裕層向け増税」に共和党が反対している状況を踏まえれば、「米国債増発(利回り上昇)」への思惑は根強い…?

“昨日終値(108.913円)”と“200週移動平均線(本日は108.942円)”とが合致する状況は、ほんの少しの上昇で“上抜け”が示現することの裏返しでもあります。
GWを控えた週末でもありますので「(実需絡みのドル売りオーダーに)蓋をされ続ける」という可能性もゼロではありませんが、本日は“上放れ”に期待したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:109.632(3/31~4/23の61.8%戻し、+1σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:109.454(1/6~3/31-4/23の23.6%返し)
上値3:109.219(4/29高値、日足・一目均衡表基準線、3/31~4/23の50%戻し水準、ピボット1stレジスタンス)
上値2:109.128(50月移動平均線)
上値1:109.000(大台、100月移動平均線)
前営業日終値:108.913(200週移動平均線)
下値1:108.848(20日移動平均線)
下値2:108.664(週足・一目均衡表転換線)
下値3:108.554(4/23~4/29の38.2%押し、50日移動平均線)
下値4:108.431(4/29安値、ピボット1stサポート)
下値5:108.349(4/23~4/29の50%押し、日足・一目均衡表転換線)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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