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マネパ為替分析 日刊レポート

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「動きづらい」が基本…!?

2021年05月19日

◆ 「テーパリング期待」はさらに後退… - 109円割れ

弱含み

“ポンド上昇”になかなか陰りが見られない中、昨日は“ドル軟調”が目立ちました。
「弱めの米経済指標(住宅着工件数は前月比△9.5%/建設許可件数は事前予想を下回る+0.3%)」を背景に、「テーパリング(緩和縮小)期待」はさらに後退したからです。
「米10年国債利回り」が“1.626%”へと低下する中、“大台(109円ライン)”を割り込んだドル円は“108.829円”へと値を落としました。

一方で“大台”を割り込んだにもかかわらず、“オーバーシュート(ストップロス)”が加わることはありませんでした。
「NYダウ反落」に伴った“リスク回避→円買い”も後に加わったものの、“崩れる”に至ることはなく、そのまま昨日の取引を終えています。


◆ ただ“崩れない”のも事実…?

“108円台”に突っ込んで引けていますので、“上値の重さ”は相変わらずということになります。
しかし“崩れる”には至っていませんので、“下値はしっかり”も継続していると見るのが妥当でもあります。


マーケットの注目が「FOMC議事要旨(27:00)」に集まっている以上、本日は「動きづらい」が基本と見られます。
ただし「イベント前」というスケジュール感を考えれば、昨日の“巻き戻し”の可能性は十分…。
“下値は堅い”が先行する可能性を想定しつつ、少なくとも“崩れない”との見方を踏襲しながら、神経質なマーケットと対峙したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:109.421(5/13~5/18の61.8%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:109.352(+1σ)
上値3:109.279(5/18高値、5/13~5/15の50%戻し)
上値2:109.197(5/13~5/18の38.2%戻し、週足・一目均衡表転換線、100月移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
上値1:109.061(日足・一目均衡表転換線、50日移動平均線、50月移動平均線、大台)
前営業日終値:108.901(200週移動平均線、20日移動平均線)
下値1:108.834(5/18安値)
下値2:108.730(ピボット1stサポート)
下値3:108.631(4/23~5/13の50%押し、日足・一目均衡表基準線)
下値4:108.552(5/12安値、ピボット2ndサポート)
下値5:108.337(5/7安値、5/11安値、-1σ、4/23~5/13の61.8%押し、ピボットローブレイクアウト)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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