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マネパ為替分析 日刊レポート

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基本は「逆張り」…!?

2021年05月25日

◆ 押し戻され… - 108円半ば

「インフレ加速への警戒感」が幾分後退したこともあり、昨日は“巻き戻し(売り戻し)”が先行しました。
このため「米株式は堅調推移」を見せたものの、「米10年国債利回りは低下(11日以来の1.60%割れ)」となり、これに引っ張られたドル円は“108.697円”へと押し戻されました。

もっとも“先週末安値(108.608円)”を割り込むには至っておりませんので、“下値の堅さ”も相変わらずといった様相は続いています。
欧州タイムには“109円手前”へと一気に急反発する場面も見られていますので、「方向感定まらず」というのが妥当といえそうです。


◆ “ドル買い”の順番ではあるが…?

「テーパリング期待」は一時に比べて後退していますが、昨日も『数ヶ月後にはテーパリング議論を開始できるだろう(ブラード・セントルイス連銀総裁)』発言が飛び出すなど、燻り続けています。
このため「米インフレ状況(経済指標)の精査」がさらに必要となってきますが、注目される「米PCEコア・デフレータ」が発表されるのは週末(28日)です。
つまりそれまでは「積極的なポジション形成は手控えられる」と見るのが自然であり、「レンジ(108円後半)から抜け出せるかは微妙」と見るのが妥当ということになります。

18日以降のドルは“互い違い(ドル買い⇔ドル売り)”となっていることから、本日は「“ドル買い”の番」との期待は確かにあります。
しかしそれで「レンジ脱却なるか」と問われれば…?

「(超えた際/割った際の)オーバーシュート」には警戒をしつつ、本日も「逆張り(下がればドル買い/上がればドル売り)」で臨みたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:109.330(5/19-20高値、5/13~5/19の61.8%戻し水準、+1σ)
上値4:109.217(日足・一目均衡表先行スパン上限/転換線、週足・一目均衡表転換線、100月移動平均線、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:109.100(50日移動平均線、50月移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:109.005(5/21-24高値、20日移動平均線、大台)
上値1:108.882(200週移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:108.770
下値1:108.697(5/24安値、日足・一目均衡表基準線、ピボット1stサポート、-1σ)
下値2:108.552(5/12安値、5/19安値、ピボット2ndサポート)
下値3:108.452(3/31~4/23-5/13の61.8%返し、5/3~5/7-5/13の100%返し、-2σ)
下値4:108.337(5/7安値、5/11安値、4/23~5/13の61.8%押し、ピボットローブレイクアウト)
下値5:108.044(4/27安値、大台、3/31~4/23-5/13の50%返し)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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