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マネパ為替分析 日刊レポート

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一番のポイントは、意外に「豪RBA政策金利」…!?

2021年06月01日

◆ ユーロ主導の“ドル売り” - 109円前半へ

「米英休場」で流動性が低下する中、昨日は“(ユーロ主導の)ドル売り”が幾分目立ちました。
NYタイム中盤にかけてユーロドルが“1.22311ドル”へと上値を伸ばすにつれて、ドル円は“109.353円”へと押し下げられていきました。


◆ ただし“円買い”は加速せず… - OECD見通し

もっとも昨日は「OECD・21年経済見通し」が公表されましたが、世界(5.6%→5.8%)/米(6.5%→6.9%)/欧(3.9%→4.3%)/英(5.1%→7.2%)が軒並み“上方修正”されたのに対し、日本は“下方修正”(2.7%→2.6%)されました。
このため「テーパリング(緩和縮小)に最も遠いのは日本」との認識は再燃しており、“円買い”が加速することはありませんでした。


◆ 「米英勢待ち」が基本だが…?

「米ISM製造業景況指数(事前予想は60.7)」を控えていることを考えれば、それまでは「トレンド形成」へと発展するかは微妙といわざるを得ません。
しかしその前に予定される「豪RBA政策金利」で“カナダ・NZに追随(タカ派に転換)”といったことでもあれば、「テーパリング最も遠いのは日本」が再テーマ化してもおかしくない…?

「休場明けの米英勢待ち」になりやすく、「方向感定まらず」が基本とは見ますが、“円売り先行”、少なくとも“円買い加速せず”を前提に対峙したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:110.197(5/28高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:109.934(5/31高値、+2σ、大台)
上値3:109.877(5/28~5/29の61.8%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値2:109.751(月足・一目均衡表先行スパン下限、5/28~5/29の50%戻し)
上値1:109.678(5/28~5/29の38.2%戻し)
前営業日終値:109.517(+1σ)
下値1:109.353(5/31安値、日足・一目均衡表転換線、100月移動平均線、5/25~5/28の50%押し水準)
下値2:109.269(ピボット1stサポート)
下値3:109.158(4/23~5/28の38.2%押し、5/25~5/28の61.8%押し、50/20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線)
下値4:109.036(5/27安値、50月移動平均線、大台、ピボット2ndサポート)
下値5:108.881(200週移動平均線)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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