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マネパ為替分析 日刊レポート

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引き続き“円売り”先行、少なくとも“円買い”は加速しない…!?

2021年06月02日

◆ 緩やかに反発も… - 108円半ば

動意づくには至らず…

やはり“円買い”は加速することなく、緩やかに“円売り”が先行しました。
「米10年国債利回りの上昇(一時1.636%)」も、“ドル買い”として後を押した印象があるところです。
しかし“1.65%”に乗せ切れなかったことから、その後は“伸び悩み”が目立ったのも、また事実といえます。


注目された「ISM製造業景況指数」は、概ね“好内容(前月・事前予想を上回る61.2)”でした。
しかし構成項目の一つ・雇用指数が“低下(6か月ぶりの低水準:50.9)”したこともあり、後押しとして機能することはありませんでした。
そうなると「FRB要人発言(足元のインフレ上昇は一過性)」が重荷として頭をもたげる格好となり、“月足・一目均衡表先行スパン下限(109.751円)”を回復できないまま、昨日の取引を終えています。


◆ 「ベージュブック」には注目だが・・・?

こうして“下値の堅さ”こそ見られたものの、“上値の重さ”も再認識された格好といえます。
本日は「米地区連銀経済報告〈ベージュブック〉」が注目ですが、今週最大の注目である(「米雇用統計」を週末に控えるスケジュール感を考えれば、どこまで動意づけるかは…?

もっとも“1.65%”に到達できなかったとはいえども、「米10年債利回り」がすぐさま“1.60%割れ”を解消したという事実は無視できません。
このまま上昇に転じるかは未知数ですので、「方向感定まらず」が基本とは考えますが、引き続き“円売り先行”、少なくとも“円買い加速せず”を前提にして、対峙したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:110.073(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:109.934(5/31高値、+2σ、大台)
上値3:109.864(5/28~6/1の61.8%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:109.707(6/1高値、月足・一目均衡表先行スパン下限、5/28~6/1の50%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:109.562(+1σ)
前営業日終値:109.494
下値1:109.326(6/1安値、日足・一目均衡表転換線、100月移動平均線、ピボット1stサポート)
下値2:109.267(日足・一目均衡表基準線)
下値3:109.158(4/23~5/28の38.2%押し、5/25~5/28の61.8%押し、50/20日移動平均線、週足・一目均衡表転換線、ピボット2ndサポート)
下値4:109.036(5/27安値、50月移動平均線、大台)
下値5:108.881(200週移動平均線、ピボットローブレイクアウト)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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