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マネパ為替分析 日刊レポート

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いよいよ大一番「米雇用統計」…!?

2021年06月04日

◆ 期待感の高まりから… - 110円回復

皆が“様子見(動きづらい)”を意識した際は、得てしてこんなもの…。

「好内容の米経済指標(ADPは20年6月来の+97.8万人/新規失業保険申請件数は20年3月来最少の38.5万件)」を背景に、珍しく昨日は“ドル全面高”の様相が示されました。
「米雇用統計期待」、さらには「米景況楽観論」へとつながったことから、「米10年国債利回り」が“1.628%”へと押し上げられたからです。
こうして“金利選好→ドル買い”が前面に押し出されると、大台を突破したドル円は一気に“(4/6以来の)110.320円”へと駆け上がりました。


◆ “予想通り”もしくは“それ以上”が期待されるが…? - 米雇用統計

こうした中、本日はその「米雇用統計」を迎えます。

最も注目される「非農業部門雇用者数」は前回時より“幾分控えめ(+65.0万人)”な予想数値ですが、それでも“好内容”であることに変わりはありません。
このため“予想通り”もしくは“それ以上”が期待されるのは、否めないところです。

しかしそれがすぐさま「米テーパリング期待」へとつながるかは、些か微妙といわざるを得ません。
それでいて好内容だったISM指数は、構成項目である雇用指数のみに限れば「製造業/非製造業共に低下」という事実がありますので、楽観は禁物といわざるを得ません。

後は「結果次第」ということになりますが、“好内容”はある程度織り込まれていると見るのが自然です。
“強め”の際の反応は薄く、逆に“弱め”となった際を想定しつつ、発表の時を迎えるべきかもしれませんね。
もっとも仮にそうなっても「テーパリング期待」が払拭されるわけではありませんので、“下値は限定的”“実は押し目買いチャンス”との見方に変化はないと考えますが・・・?


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

※米雇用統計が予定されていますので、いつもより値幅を拡大しています。


111.710(20/3/24-25高値、1/6~3/31-4/23の50%返し)
111.393(ピボットハイブレイクアウト)
111.272(20/3/26高値)
上値5:110.964(3/31高値《年初来高値》、大台)
上値4:110.843(4/1高値、4/23~5/13-5/25の100%返し、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:110.748(4/2-5高値)
上値2:110.676(1/6~3/31-4/23の38.2%返し)
上値1:110.553(4/6高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:110.305(+2σ)
下値1:110.000(大台、6/1~6/3の38.2%押し)
下値2:109.823(6/1~6/3の50%押し、+1σ)
下値3:109.706(6/1~6/3の61.8%押し、月足・一目均衡表先行スパン下限、ピボット1stサポート)
下値4:109.648(5/25~6/3の38.2%押し)
下値5:109.508(6/3安値)
109.441(5/25~6/3の50%押し、日足・一目均衡表転換線)
109.326(6/1-2安値、日足・一目均衡表基準線、100月移動平均線)
109.234(4/23~6/3の38.2%押し、5/25~6/3の61.8%押し、50/20日移動平均線、ピボット2ndサポート)
109.113(週足・一目均衡表転換線)
109.036(5/27安値、50月移動平均線、大台、ピボットローブレイクアウト)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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