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マネパ為替分析 日刊レポート

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“タカ派色”は微妙も、“ハト派色”は薄めにかかる…!?

2021年06月15日

◆ “巻き戻し”継続…  - 110円回復

“先週末の調整(ドル売り戻し)”が先行したものの、欧州タイム中盤以降は“ドル買い”が目立ちました。
特に前半の“調整時”に波に乗り切れなかった円が、その後は“円全面安”となったことも、後を押した印象があります。
「米10年債利回り」が一時“1.50%”を回復するにつれて、ドル円は“110.093円”へと水準を切り上げていきました。

もっとも“大台”を回復したにしては、「大きなストップロス」を絡めることはありませんでした。
このため“上値の重さ”も引きずったまま、昨日の取引を終えたといえます。


◆ “6/4高値”が次なる要所

こうして『動きづらいが意識される時は、得てしてこんなもの』が再現した格好といえますが、「基本姿勢(上値は重いが、下値も堅い)」は変わっていないと見られます。
このため「積極的なポジション構築は手控えられる」と見るのが自然であり、当該水準を鑑みると“上値が重い”がより顕著となる展開が本日は想定されるところです。

ただし昨日の「米10年債利回り」を見ると、“タカ派色”を幾分織り込みにかかっている可能性が高く、少なくとも“ハト派色”は薄まる可能性が否めないところです。
そうなると「もう一段の巻き戻し(上値追い)」も十分可能ということもできます。

“6/4高値(110.329円)”が次なるテクニカルの要所であり、「分厚いドル売りオーダー」も当該水準には散見されていますが、逆にいえば「そこまでは上昇する可能性有」…?
前記「積極的なポジション構築は手控えられる」が基本ではありますが、本日も「もう一段の巻き戻し」を静かに期待したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:110.676(1/6~3/31-4/23の38.2%返し)
上値4:110.553(4/6高値)
上値3:110.409(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:110.329(6/4高値、+2σ)
上値1:110.244(ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:110.080
下値1:109.982(+1σ、大台)
下値2:109.761(日足・一目均衡表転換線、月足・一目均衡表先行スパン下限、6/7~6/14の38.2%押し、ピボット1stサポート)
下値3:109.613(6/14安値、6/7~6/14の50%押し)
下値4:109.537(6/7~6/14の61.8%押し)
下値5:109.459(20日移動平均線、ピボット2ndサポート)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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