FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

マネパ為替分析 日刊レポート

最新の記事

再び「米10年債利回りを睨みながら…」へ回帰…!?

2021年06月17日

◆ 「米早期テーパリング観測」を通り越し、「米早期利上げ観測」へ - 110円後半へ

サプライズ…

注目の「FOMC」は、想定通り“据え置き”でした。
しかしもう一つの注目であった「金利見通し(ドット・チャート)」には、大きな変化が待っていました。

 「2023年末まで据え置き」が大きく減少(11人→5人)
 「2023年末までに利上げ」がほぼ倍増(7人→13人)
 「2022年末までに利上げ」も増加(4人→7人)
 中央値は「2023年末までに2回(0.50%)利上げ」

これは「米早期テーパリング観測」を通り越し、「米早期利上げ観測」へと傾斜するには十分すぎる材料だったといえます。
こうして「米10年債利回り」が4日以来の“1.59%”へと上昇する中、ドル円は“110.717円”へと駆け上がっていきました。


◆ ただ本日は「さらなる上値追い VS ポジション調整」の分水嶺

もっともこうした状況は、株式にとっては“ネガティブ”といえます。
このため“リスク回避→円買い”はクロス円通貨全般に重く圧し掛かっており、ドル円にも少なからず影響を与えたと見られるところがあります。
こうして“水準切り上げ”こそ見せたものの、現在のところ“年初来高値(3/31:110.964円)”を窺う展開には繋がらず、昨日の取引を終えています。

再び「米10年債利回りを睨みながら…」にテーマ回帰した印象がありますが、目先の目標と見られるのは“1.64%(6/1)”です。
これを試しにかかれば“さらなる上値追い(ドル買い)”へと進展する可能性が高まる反面、そうでなければ“ポジション調整(ドル売り)”が一旦は台頭しかねない分水嶺…。

オーダー状況を見ると、前記“年初来高値”と重なる“111円ライン”には「オプション絡み」と共に、「国内輸出筋のドル売りオーダー」も待ち構えていると見られます。
期待通りに“上放れ”てくれた格好ではありますが、本日に関しては“上値が重い”を意識の上で先行させるべきかもしれませんね。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:111.979(16/12/15~20/3/9の61.8%戻し、大台、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:111.710(20/3/24-25高値、1/6~3/31-4/23の50%返し)
上値3:111.272(20/3/26高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:110.964(3/31高値《年初来高値》、5/25~6/4-6/7の100%返し、大台、ピボット1stレジスタンス)
上値1:110.843(4/1高値)
前営業日終値:110.709(+2σ)
下値1:110.561(6/16高値後の押し目)
下値2:110.420(6/16安値後の38.2%押し)
下値3:110.303(6/16安値後の50%押し)
下値4:110.135(6/7~6/16の38.2%押し、6/16安値後の61.8%押し、ピボット1stサポート、+1σ)
下値5:109.955(日足・一目均衡表転換線、6/7~6/16の50%押し、大台)

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会