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マネパ為替分析 日刊レポート

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「パウエル議会証言」待ち…!?

2021年06月22日

◆ 一応“一服” - リスク回避姿勢

「株安」から派生した“リスク回避→円買い”は、一応“一服”しました。

「NYダウ」は景気敏感株を中心に、“+586ドル”の反発を見せました。
欧州タイム序盤に“1.40%”を回復した「米10年債利回り」も、そのまま“1.49%台”へ上昇しています。
このため昨日は“巻き戻し(リスク選好→円売り)”が目立ち、一時“109.716円”へと下落したドル円も、先週末終値を上回る“110.319円”に戻して、昨日の取引を終えています。


◆ ただし、あくまで“巻き戻し”の一環・・・?

ただこれはあくまでも“巻き戻し(ポジション調整)”と見るのが自然ですので、このまま“上値模索”に転じるかは些か微妙といわざるを得ません。
特に本日は「パウエルFRB議長・議会証言」が予定されていますので、“手控えられる”と見るのが妥当な状況でもあります。

昨日公表された証言原稿には、「米経済は持続的に回復」「インフレ上昇も顕著」と指摘されていました。
しかしながら「いずれも早期の金融政策変更を必要とするものではない」との意向が示されており、さらに「緩和策縮小(テーパリング)の詳細」も含まれていませんでした。
実際に証言内容を確認するまでは、なおさら“動きづらい”と見るのが妥当といえる状況となります。

もちろん“巻き戻し”が継続する可能性はゼロではありませんので、決め付けは禁物です。
それでも“一巡”した可能性を考えれば、やはりこの辺りで“一旦、膠着”と見るべきかもしれませんね。
もちろん“抜けた時/割った時”への備えは、しっかりと進めておく必要がありますが…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:110.843(4/1高値、6/17高値)
上値4:110.738(+2σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:110.541(ピボット1stレジスタンス)
上値2:110.481(6/18高値)
上値1:110.397(6/17~6/21の61.8%戻し)
前営業日終値:110.319
下値1:110.257(+1σ)
下値2:110.058(日足・一目均衡表転換線、大台)
下値3:109.907(ピボット1stサポート)
下値4:109.826(20日移動平均線)
下値5:109.716(6/21安値、月足・一目均衡表先行スパン下限)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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