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マネパ為替分析 日刊レポート

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「米10年債利回り低下 VS 株高」の構図…!?

2021年06月23日

◆ 幾分“ハト派寄り” - パウエル議会証言

注目の「パウエルFRB議長・議会証言」は、幾分“ハト派寄り”として捉えられました。
この影響もあって、「米10年債利回りは再低下(1.50%→1.45%)」しています。
ただし「米株式は続騰(NYダウは一時+163ドル)」しており、“様子見→膠着”が目立っていたマーケットは“リスク選好→円売り”へと転じています。
こうして最弱通貨となった円に引っ張られる格好で、ドル円は“110.787円”へとさらに上値を伸ばしました。

もっともマーケットを落ち着かせるためとはいえ、“金利志向→ドル売り”は無視することはできません。
このためその後は緩やかに“上げ渋り”へと転じており、“年初来高値(3/31:110.964円)”を窺うには、現時点では発展しておりません。
“上値の重さ”を引きずったままで、昨日の取引を終えた格好ともいえます。


◆ いずれにしても「方向感定まらず」になりやすい…?

こうして現在は「米10年債利回り低下(ドル売り) VS 株高(円売り)」の構図になりやすく、どちらが上回るか?を見極めにかかる展開が想定されるところです。
このため「方向感定まらず」になりやすく、「不安定に揺れ動く」といった展開も想定せざるを得ないことになります。

テクニカル的に見た上値メド(目標)は、やはり“年初来高値(3/31:110.964円)”と見られます。
一方で目先の下値メドは、“昨日安値(110.208円)”、そして“大台(110.00円)”になります。
「抜けた方/割った方についていく」を想定しつつ、本日も「当該レンジ内での揺れ動き」を基本とするべきかもしれませんね。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:111.272(20/3/26高値)
上値4:111.133(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:110.964(3/31高値《年初来高値》、大台)
上値2:110.843(4/1高値、6/17高値、+2σ)
上値1:110.787(6/22高値)
前営業日終値:110.668
下値1:110.378(6/21~6/22の38.2%押し、+1σ、ピボット1stサポート)
下値2:110.208(6/22安値、6/21~6/22の50%押し)
下値3:110.125(6/21~6/22の61.8%押し)
下値4:110.058(日足・一目均衡表転換線、大台)
下値5:109.919(20日移動平均線)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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