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マネパ為替分析 日刊レポート

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“もう一段”が期待できる局面…!?

2021年06月24日

◆ 「年初来高値更新」 - 一時“111円台”

前日の「パウエル議会証言」を経て、“タカ派色”はさらに緩みました。
このため落ち着きを取り戻したマーケットは、“リスク選好→円売り”の色合いを濃くしていきました。
欧州タイムには“年初来高値(3/31:110.964円)”を突破し、一時“111.104円”へと駆け上がったのは、このためです。

ただ「大きなストップロス」を絡める展開には発展せず、すぐさま“110.660円”へ押し戻される場面も見られるなど、“上値の重さ”を払拭するには至りませんでした。
このため「方向感定まらず」を引きずったまま、昨日の取引を終えている格好といえます。


◆ 引き続き「年初来高値更新」を巡る攻防戦…?

それでも「年初来高値突破」という事実は残り、「日米金融当局の立ち位置の違い(日本が最もテーパリングから遠い)」も鮮明と見られます。
タカ派で知られる「ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁講演」も本日は予定されていますので、“金利選好→ドル買い”が後を押す可能性も否めないところです。

問題となるのは“昨日高値(111.104円)”付近に展開する「分厚いドル売りオーダー」と見られますが、背中合わせで「損失確定(ストップロス)のドル買いオーダー」も設定されていると聞き及びます。
『突破できるか…?』は微妙なところではありますが、仮に突破できれば“20/3/24高値(111.710円)”までは大きな上値メドが存在しないという分水嶺…。
ことの成り行きを見守ることになりますが、期待感をもって臨みたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:111.710(20/3/24高値)
上値4:111.390(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:111.272(20/3/26高値)
上値2:111.176(ピボット1stレジスタンス)
上値1:111.104(6/23高値《年初来高値》、+2σ)
前営業日終値:110.961(大台)
下値1:110.603(6/23安値、ピボット1stサポート)
下値2:110.517(+1σ、4/1安値)
下値3:110.359(日足・一目均衡表転換線、ピボット2ndサポート)
下値4:110.208(6/22安値)
下値5:110.000(大台、20日移動平均線)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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