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「米インフレ動向」をテーマとする動きは“一旦終了”…!?

2021年06月28日

◆ 「PCEコア・デフレータ」を経ても… - 膠着変わらず

注目の「PCEコア・デフレータ」は“想定内(前年比+3.4%)”に留まりました。
このため「米利上げ前倒し観測」が“加速”することはなく、逆に“幾分後退”する格好となりました。

一方で「米インフラ投資法案合意」を背景に、米国債には“売り圧力(利回りは上昇)”がかかっています。
このため「米10年国債利回り」は前日に続き、“堅調推移(先週末は一時1.54%へ上昇)”を見せています。
「米株高(NYダウは11日来高値に続伸/S&P500は連日の最高値更新)」も見られる中で“リスク選好→円売り”も健在であり、ドル円は「方向感定まらず」を継続しています。
こうして前記指標発表後には“110.480円”へと下押す場面が見られたドル円でしたが、結局は“前日終値水準(110.793円)”に戻して、先週末の取引を終えています。


◆ そうなると本日は「さらに材料難」…?

前記「PCEコア・デフレータ」を経て、「米インフレ動向」をテーマとする動きは“落ち着く”可能性が否めないところです。
一方で週末には「米雇用統計」が予定されていますので、今週は「米雇用動向」に目が向けられる可能性が高まりつつあります。
そうなると主だった米経済指標が予定されていない本日は、より“動きづらい”…?

引き続き「米10年債利回り動向」「米株価動向」から目が離せそうにありませんが、本日は“膠着”、やや“(先週末の)巻き戻し”と見るべきかもしれません。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:111.527(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:111.272(20/3/26高値、ピボット2ndレジスタンス、+2σ)
上値3:111.111(6/24高値《年初来高値》)
上値2:110.983(6/25高値、大台)
上値1:110.869(6/24~6/25の61.8%戻し)
前営業日終値:110.793
下値1:110.643(+1σ)
下値2:110.578(6/21~6/24の38.2%押し、ピボット1stサポート、)
下値3:110.480(6/25安値、日足・一目均衡表転換線、6/21~6/24の50%押し)
下値4:110.208(6/22安値、6/21~6/24の61.8%押し、ピボット2ndサポート)
下値5:110.098(20日移動平均線)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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