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マネパ為替分析 日刊レポート

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続“丁寧な押し目買い”で対処したいところ…!?

2021年06月30日

◆ “上値の重さ”優勢も… - 膠着変わらず

“ドル買い戻し”が先行し、欧州タイム序盤には“110.755円”へ値を戻す場面を見せました。
ただ月末要因にて「米10年国債利回り」が低下し出すと、「逃避資金流入」の影響もあり、“円買い”が優勢となっていきました。
こうして再び“軟調推移”へ転じたドル円は、前日安値を下回る“110.431円”へとさらに値を落としています。


◆ 「実需絡み」が膨らむだろうが…? - 「米雇用統計」までは動きづらい

一方で今週の注目は、何といっても週末の「米雇用統計」です。
このためその前の「一方向への動意」は限定されやすく、「方向感定まらず」から抜け出すには至っておりません。
なお昨日発表された米消費者景気信頼感指数は“好内容(事前予想を上回る127.3)”でしたが、マーケットへの影響は限定されました。

本日は「実需の四半期末/月末フロー」が膨らむと見られるものの、「スポット取引の月内最終応当日」はすでに終えています。
このため“110.40円”から厚みを増している「ドル買いオーダー」をこなせるかは微妙であり、“110.70-90円”に積み上がる「ドル売りオーダー」とに挟まれたレンジ内での動きが想定されるところです。

本日は主要な経済指標が数多く発表されますが、このタイミングでのポジション形成は微妙(というか手控えられる?)です。
そうした中ですでに“レンジ下限”に近付いていると見られるのは…。

“上値の重さ”を露呈していますので、“もう一段の下値追い”につながらないとも限りませんが、引き続き“レンジ内での揺れ動き”を想定しつつ、“丁寧な押し目買い”で対処したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:111.248(+2σ)
上値4:111.111(6/24高値《年初来高値》)
上値3:111.000(大台、6/25高値、6/28高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値2:110.851(6/21~6/29の61.8%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:110.755(6/29高値、+1σ、6/21~6/29の50%戻し、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:110.546
下値1:110.414(日足・一目均衡表転換線、6/29安値、ピボット1stサポート)
下値2:110.208(6/22安値、6/21~6/24の61.8%押し、20日移動平均線、ピボット2ndサポート)
下値3:110.076(ピボットローブレークアウト、大台)
下値4:109.917(日足・一目均衡表基準線)
下値5:109.751(月足・一目均衡表先行スパン下限)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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