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マネパ為替分析 日刊レポート

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上振れた中で迎える「米雇用統計」…!?

2021年07月02日

◆ “ドル買い”加速 - 年初来高値更新

「米10年債利回り低下とドル買いの同時進行」という不安定な地合い中、“ドル買い”はさらに進行しました。
「米雇用統計」への期待感という面もありますが、「デルタ株の直撃を受けていない」という楽観論が囃されたことが大きかったように思います。
“20/3/26高値(111.272円)”をも突破する動きに発展すると、“年初来高値をさらに更新(昨日高値は111.635円)”する動きを見せています。


◆ 好内容が期待されるが…? - 米雇用統計

こうした中、本日はその「米雇用統計」を迎えます。
最も注目される「非農業部門雇用者数」は“控え目(+70.0万人)”、「失業率」は“さらなる低下(5.7%)”が想定されています。

大方の予想は「事前予想を3ヶ月ぶりに上回る好内容」とされることを考えれば、仮にその通りともなれば「日米金融当局の立ち位置の違い」が改めて意識される展開が想定されるところです。
仮に“20/3/24高値(111.710円)”を上回ると、“大台(112.00円)”を経た“20/2/20高値(112.219円)”“19/4/24日高値(112.398円)”までテクニカル的には意識せざるを得なくなるだけに注意が必要です。


◆ ただネガティブ要素も潜んでいるだけに…?

一方で、今回の調査対象期間に含まれる「6月第2週の新規失業保険申請件数」は、“7週間ぶりの増加(41.2万件)”を示した週に当たります。
「直近の動き(過熱感?)」を踏まえれば、たとえ「ポジション調整」に留まったとしても“相応の値動き”に発展しないとも限らない…?
特に「米3連休前の週末(5日は米独立記念日の振替で休場)」というスケジュール感を考えれば、なおさら…?

後は「結果次第」ということになりますが、“強め”の際の反応は薄く、逆に“弱め”の際のリスクを想定しながら、発表の時を迎えるべきかもしれませんね。
ただしその場合でも、「テーパリング期待」が払拭されるわけではありませんので、中期トレンドで見ると“下値は限定的(実は押し目買いチャンス)”との見方を変えるつもりはありませんが…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

※米雇用統計が予定されていますので、いつもより値幅を拡大しています。

113.000(大台)
112.858(18/12/18高値)
112.660(18/12/19-20高値)
上値5:112.381(ピボットハイブレイクアウト、19/4/24高値、月足・一目均衡表先行スパン上限、15/6/5~16/6/24の50%戻し)
上値4:112.235(19/4/25高値、20/2/20高値、20/2/21高値)
上値3:112.000(大台、ピボット2ndレジスタンス、16/12/15~20/3/9の61.8%戻し)
上値2:111.721(+2σ、20/3/24-25高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:111.635(7/1高値《年初来高値》)
前営業日終値:111.530
下値1:111.348(6/30~7/1の23.6%押し)
下値2:111.171(6/30~7/1の38.2%押し、ピボット1stサポート)
下値3:111.023(7/1安値、+1σ、大台、6/30~7/1の50%押し)
下値4:110.922(日足・一目均衡表転換線、6/30~7/1の61.8%押し、6/21~7/1の38.2%押し)
下値5:110.784(ピボット2ndサポート)
110.676(6/21~7/1の50%押し)
110.545(ピボットローブレークアウト)
110.381(20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線、6/30安値、6/21~7/1の61.8%押し)
110.208(6/22安値)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

156.061(5/27-28高値、大台)
155.924(6/1高値、+2σ)
155.804(6/3-4高値)
155.477(6/15高値)
155.367(6/16高値)
155.148(6/23-24高値)
155.000(大台、+1σ)
154.532(6/25高値)
154.233(6/28高値、6/23~6/29の61.8%戻し、20日移動平均線)
153.981(7/1高値、大台)
153.881(日足・一目均衡表転換線)
153.785(50日移動平均線、100月移動平均線)
153.682(日足・一目均衡表先行スパン上限/基準線)
前営業日終値:153.495(週足・一目均衡表転換線)
153.350(7/1安値、-1σ、6/29~7/1の50%押し)
153.136(6/29~7/1の61.8%押し)
153.000(大台)
152.613(6/29-30安値)
152.508(-2σ)
152.295(日足・一目均衡表先行スパン下限)
151.990(100日移動平均線、20週移動平均線、大台)
151.257(5/6-7安値、6/21安値)
151.000(大台、5/3-4安値)
150.876(4/30安値、3/24~5/27の61.8%押し)
150.109(4/27安値)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

84.376(50日移動平均線)
84.299(100月移動平均線、6/25高値)
84.166(6/28高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値5:84.039(日足・一目均衡表先行スパン下限、100日移動平均線、大台)
上値4:83.931(20日移動平均線、20週移動平均線、週足・一目均衡表転換線、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:83.720(6/29高値、6/25~6/30の61.8%戻し)
上値2:83.650(7/1高値、日足・一目均衡表基準線、ピボット1stレジスタンス)
上値1:83.521(日足・一目均衡表転換線)
前営業日終値:83.319
下値1:83.248(-1σ)
下値2:83.102(7/1安値、ピボット1stサポート)
下値3:83.000(大台)
下値4:82.807(6/30安値、ピボット2ndサポート)
下値5:82.516(ピボットローブレークアウト、-2σ)
82.320(週足・一目均衡表基準線、3/25安値、3/24安値)
82.132(6/21安値)
81.979(2/26安値、3/1安値、大台)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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