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マネパ為替分析 日刊レポート

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“揺れ動き”が基本も、“不意の急変動”には注意を…!?

2021年07月05日

◆ 「米早期テーパリング観測」が再燃せず - 一時“111円割れ”

注目の「米雇用統計・非農業部門雇用者数」は、事前予想を上回る“2020年8月以降最大の伸び(+85.0万人)”を見せました。
しかし「失業率」が“予想に反して上昇(5.9%)”したことで、「米早期テーパリング観測」が再燃することはありませんでした。
このためファーストアクションこそ“ドル買い”で反応したものの、その後は一貫して“ドル売り”が目立ちました。
「米10年国債利回り低下(一時1.426%)」も足を引っ張った格好であり、NYタイム終盤には“111円割れ”へと値を落としています。


◆ ただ、あくまで“ポジション調整”の範囲内…

もっとも利回り低下は米株式上昇を促す要因となり、NYダウ・ナスダック・S&P500は共に史上最高値を更新する動きを見せています。
このため“リスク選好→円売り”がドル円の下値を支えており、“崩れる”に至ることはありませんでした。
米3連休前というスケジュール感を考えれば、あくまで“ポジション調整”としての意味合いが強かったといえそうです。


◆ 米国市場休場で動きづらいが…?

本日は「米国市場休場(独立記念日の振替)」となりますので、流動性低下が想定されるところです。
このため「目先の材料不足」が露呈しやすく、動意の乏しい展開が懸念されるところです。
しかしそうした際の動きは「全く動かない」か、もしくは「些細な要因で急変動」というのが常です。

“110.951円”で支えられた先週末の動きは、“110円後半”では「ドル買いニーズ」が強いことを示唆しています。
一方で“111.40円”水準には「国内輸出筋と見られるドル売りオーダー」が散見されており、上値メドとして機能しやすいと見られます。
この当該レンジ内での“揺れ動き”を基本としつつ、抜けた際/割り込んだ際に発生するであろう“急変動”には、しっかりと備えておきたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:111.659(7/2高値《年初来高値》、20/3/24-25高値、+2σ)
上値4:111.479(ピボット1stレジスタンス)
上値3:111.388(7/2高値後の61.8%戻し)
上値2:111.305(7/2高値後の50%戻し)
上値1:111.221(7/2高値後の38.2%戻し)
前営業日終値:111.035(日足・一目均衡表転換線、+1σ、)
下値1:110.917(6/21~7/2の38.2%押し、7/2安値、6/30~7/2の61.8%押し)
下値2:110.771(ピボット1stサポート)
下値3:110.687(6/21~7/2の50%押し)
下値4:110.507(ピボット2ndサポート)
下値5:110.420(6/30安値、日足・一目均衡表基準線、20日移動平均線、6/21~7/2の61.8%押し)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

155.148(6/23-24高値)
155.000(大台、+1σ)
154.532(6/25高値)
154.233(6/28高値、6/23~6/29の61.8%戻し)
154.110(20日移動平均線)
153.981(7/1高値、大台)
153.881(日足・一目均衡表転換線、50日移動平均線、100月移動平均線)
153.799(日足・一目均衡表先行スパン上限)
153.719(7/2高値、週足・一目均衡表転換線)
前営業日終値:153.600(日足・一目均衡表基準線)
153.315(-1σ)
153.070(7/2安値)
153.000(大台)
152.613(6/29-30安値)
152.483(-2σ)
152.295(日足・一目均衡表先行スパン下限、20週移動平均線)
152.062(100日移動平均線)
152.000(大台)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:84.166(6/28高値)
上値4:84.039(日足・一目均衡表先行スパン下限、100日移動平均線、20週移動平均線、週足・一目均衡表転換線、大台)
上値3:83.882(20日移動平均線)
上値2:83.720(6/29高値、6/25~6/30の61.8%戻し)
上値1:83.650(7/1-2高値、日足・一目均衡表基準線)
前営業日終値:83.565(日足・一目均衡表転換線)
下値1:83.406(7/2安値後の38.2%押し)
下値2:83.336(7/2安値後の50%押し)
下値3:83.193(ピボット1stサポート、-1σ、7/2安値後の61.8%押し)
下値4:83.040(7/2安値、大台)
下値5:82.807(6/30安値、ピボット2ndサポート)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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