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マネパ為替分析 日刊レポート

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見方が大きく割れているだけに…!?

2021年08月06日

◆ 堅調も、小動き - 109円後半

米10年債利回りが値を戻す中、昨日は米主要株価指数が上昇(NYダウは271ドル高、ナスダック/S&P500は史上最高値を更新)しました。
このため金利/リスクの双方から“円売り”が持ち込まれたこともあり、ドル円は“109.785円”へと上値を伸ばしました。
一方で米雇用統計を翌日に控えるスケジュール感であり、“大台(110円)”を窺うには至らないなど、“上値の重さ”も健在でした。
なお昨日は「新規失業保険申請件数(2週連続減少の38.5万件)/米貿易収支(757億ドルに赤字拡大)」も発表されましたが、目立った反応は見られませんでした。


◆ いよいよビッグイベント - 米雇用統計

なんといっても本日の注目は、その米雇用統計ということになります。

事前予想の中央値は「非農業部門雇用者数(+87.0万人)/失業率(5.7%)/平均時給(前年比+3.8%)」となっていますが、予想そのものは大きく割れているのが実状といえます。
このため結果を見るまでは“膠着”になりやすく、反面、発表後は“急変動”となってもおかしくない分水嶺…。

コロナ感染再拡大や熱波を背景にした“リスク回避姿勢”が事前に進行しただけに、個人的には“さらなる巻き戻し(上振れ)”を想定していますが、あとは結果次第。
予断を持つことなく、発表の時を待ちたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

※米雇用統計が予定されますので、いつもより値幅を拡大しています。

110.971(7/6高値、大台)
110.815(7/7高値)
110.696(7/14高値、日足・一目均衡表先行スパン上限、+2σ)
110.589(7/23-26高値)
上値5:110.391(7/27高値)
上値4:110.280(7/28高値、+1σ、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:110.191(日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線)
上値2:110.110(50日移動平均線)
、ピボットハイブレイクアウト110.036(大台、7/29高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:109.892(20日移動平均線、7/30高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:109.777(20週移動平均線)
下値1:109.664(月足・一目均衡表先行スパン下限、100月移動平均線)
下値2:109.569(日足・一目均衡表先行スパン下限/転換線、100日移動平均線、ピボット1stサポート)
下値3:109.490(-1σ)
下値4:109.405(8/5安値、8/4~8/5の38.2%押し)
下値5:109.254(8/4~8/5の50%押し、ピボット2ndサポート)
109.129(8/4~8/5の61.8%押し、-2σ、ピボットローブレイクアウト)
109.000(大台、50月移動平均線)
108.872(200週移動平均線)
108.722(5/26安値、8/4安値)
108.552(5/12安値、5/25安値)


◆豪ドル円 抵抗・指示ライン

82.523(7/14高値、6/25~7/20の61.8%戻し)
82.439(週足・一目均衡表転換線)
82.328(7/15高値)
82.110(5/10~7/20の38.2%戻し、ピボットハイブレイクアウト)
82.041(6/25~7/20の50%戻し、日足・一目均衡表基準線、大台)
上値5:81.940(7/16高値、+1σ)
上値4:81.756(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:81.659(7/23高値、7/13~7/20の61.8%戻し)
上値2:81.572(7/26-27高値、200日移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
上値1:81.357(7/29高値、8/5高値)
前営業日終値:81.259
下値1:81.181(月足・一目均衡表転換線、20日移動平均線)
下値2:81.000(大台)
下値3:80.829(日足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)
下値4:80.709(8/5安値)
下値5:80.525(8/4安値、-1σ)
80.460(ピボット2ndサポート、50週移動平均線)
80.152(8/3安値、ピボットローブレイクアウト)
80.092(7/21安値)
79.952(月足・一目均衡表先行スパン下限、大台、-2σ)


◆ポンド円 抵抗・指示ライン

155.477(6/15高値)
155.367(6/16高値)
155.148(6/23-24高値)
155.000(大台)
154.532(6/25高値)
154.233(6/28高値)
154.063(7/6高値、+2σ、大台)
153.782(日足・一目均衡表先行スパン上限、100月移動平均線)
153.484(7/13高値、7/29高値)
153.281(50日移動平均線)
153.215(7/30高値)
153.027(8/5高値、大台、+1σ)
前営業日終値:152.896
152.659(20週移動平均線、100日移動平均線)
152.566(日足・一目均衡表先行スパン下限)
152.293(日足・一目均衡表転換線)
151.965(8/5安値、週足・一目均衡表転換線、大台、週足・一目均衡表転換線、大台)
151.514(8/4安値)
151.261(日足・一目均衡表基準線)
151.151(8/3安値、-1σ)
150.946(7/20~7/29の50%押し、大台)
150.736(7/22安値)
150.359(7/20~7/29の61.8%押し)
150.137(-2σ)
150.048(週足・一目均衡表基準線、大台)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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