FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

マネパ為替分析 日刊レポート

最新の記事

「米小売売上高/鉱工業生産」で形勢は変わる…!?

2021年08月17日

◆ 今度は「リスク回避」台頭… - 109円前半

ミシガン大消費者態度指数をキッカケに進行した「米早期テーパリング観測後退」は、一応、一服した印象があります。
しかし昨日は事前予想を大きく下回った中国鉱工業生産/小売売上高を背景に、「米・中2大経済が減速しつつある」との悲観論が浮上しました。
さらに緊迫化するアフガニスタン情勢を背景に「地政学的リスク」も台頭しており、“リスク回避→円買い”がマーケットを突き動かしました。
こうしてドル円は“109.109円”へと値を落とすなど、下落傾向は続きました。

一方でNYタイム序盤に下落していたNYダウが、最終的には5営業日連続の史上最高値更新で昨日の取引を終えています。
こうしてNYタイム終盤以降は“リスク回避姿勢”も緩みつつあり、ドル円も緩やかに下げ渋って、昨日の取引を終えています。


◆ 下方向への意識は強まっているが…?

下方向への意識が強まっているのは事実ですので、“下げ止まった”と見るのはまだ早計といえるかもしれません。
ただ「米早期のテーパリング観測」が増幅した“米雇用統計発表時水準(109.80円付近)”は、既に割り込んでいます。
つまり“下落往き過ぎ”の印象が否めず、いつ一服感が浮上してもおかしくないところでもあります。

こうした中、本日は「米小売売上高/鉱工業生産(一応、パウエルFRB議長発言も…)」が予定されています。
下方向への意識が強まっているだけに、上振れともなればドル買い戻し圧力は相応以上となる可能性が高い…?

楽観はできないものの、“大台(108円)”にはかなりの規模のドル買いオーダーが設定されているとも聞き及びます。
「リスク回避の継続性」を見極めつつ、引き続き本日も“下げ一服→反発”を期待したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:109.998(日足・一目均衡表先行スパン下限/転換線、8/11~8/16の50%戻し、大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:109.901(20日移動平均線)
上値3:109.761(日足・一目均衡表基準線、8/11~8/16の38.2%戻し、8/16高値)
上値2:109.677(100日/20週/100月移動平均線、月足・一目均衡表先行スパン下限、ピボット1stレジスタンス)
上値1:109.420(-1σ)
前営業日終値:109.261
下値1:109.109(8/16安値)
下値2:109.000(大台、50月移動平均線、ピボット1stサポート)
下値3:108.941(-2σ)
下値4:108.842(200週移動平均線)
下値5:108.722(5/26安値、8/4安値、ピボット2ndサポート)


◆豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:80.931(8/11~8/16の61.8%戻し、20日移動平均線)
上値4:80.867(8/16高値)
上値3:80.732(日足・一目均衡表転換線、8/11~8/16の50%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値2:80.533(8/11~8/16の38.2%戻し、50週移動平均線、-1σ)
上値1:80.376(週足・一目均衡表先行スパン上限)
前営業日終値:80.149(-2σ)
下値1:79.952(月足・一目均衡表先行スパン下限、大台)
下値2:79.890(8/16安値)
下値3:79.799(2/3安値、7/20安値、ピボット1stサポート)
下値4:79.543(2/2安値)
下値5:79.466(20/10/29~5/10の50%押し)


◆ポンド円 抵抗・支持ライン

152.611(20週移動平均線)
152.550(8/13高値)
152.403(8/10~8/16の61.8%戻し)
152.256(20日移動平均線)
152.186(8/16高値)
152.121(日足・一目均衡表転換線、8/10~8/16の50%戻し)
152.000(大台)
151.838(8/10~8/16の38.2%戻し、週足・一目均衡表転換線)
151.735(週足・一目均衡表基準線)
151.299(-1σ)
前営業日終値:151.228
150.946(7/20~7/29の50%押し、日足・一目均衡表基準線、8/16安値、大台)
150.736(7/22安値)
150.464(-2σ)
150.359(7/20~7/29の61.8%押し)
150.000(大台)
149.632(7/20~7/29の76.4%押し)
149.289(7/21安値)

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会