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マネパ為替分析 日刊レポート

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「昨日とは逆」を一旦想定する必要あるが…!?

2021年09月02日

◆ 揺れ動きも、膠着変わらず… - 110円付近

上下にこそ揺れ動いたものの、昨日も「方向感が定まらず」から抜け出すには至りませんでした。

まず『次回日銀会合で経済見通し下方修正の可能性』との若田部日銀副総裁発言をキッカケに、欧州タイム序盤には“110.417円”へ上値を伸ばす場面が見られました。
しかしながら事前予想を大きく下回る米ADP雇用統計(予想+61.3万人/結果+37.4万人)が発表されると、“109.882円”へと押し戻されています。
もっともその後に発表されたISM製造業景況指数が“前月/事前予想を上回った(59.9)”こともあり、大きく崩れることはありませんでした。
こうして揺れ動きは見せるものの、方向感が定まることはなく、“110円”を挟んだ膠着を続けています。


◆ 「結果を見極めたい」は変わらない…?

“ネガティブ・サプライズ”となった前記ADP雇用統計ですが、そもそも米雇用統計との相関性はそれほど高いわけではありません。
このため“ドル売り”が継続するかは甚だ未知数といわざるを得ず、「結果を見極めたい(様子見)」になりやすいと見るのが妥当といえます。
このため「積極的なポジション形成」は手控えられる可能性が高く、「方向感定まらず」が継続する可能性が否めないところです。


◆ それでも「揺れ動き」には注意が必要…!?

オーダー状況を見ると、ドル買いオーダーは“109.50円”でそのままに、段階的に並ぶドル売りオーダーは“110.20-50円”と聞き及びます。
“上方向をさらった後”であるだけに「本日のリスクは下方向」と見るのが妥当ですが、それでも“(上方向の)一つ一つは薄い”は変わらない…?

「トレンドを伴う動意は期待薄」も変わらないと見ますが、本日も「揺れ動き」には注意しておきたいところです。
そしてその方向性は「昨日とは逆(一旦下方向)」を意識しつつ、ただし「すぐに押し戻される(買い戻される)」を想定しながら…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:110.544(8/12高値、+2σ)
上値4:110.455(8/13高値、9/1高値)
上値3:110.347(ピボット1stレジスタンス)
上値2:110.269(+1σ)
上値1:110.110(日足・一目均衡表先行スパン上限/下限、50日移動平均線)
前営業日終値:110.044(大台)
下値1:109.951(20日移動平均線、週足・一目均衡表転換線)
下値2:109.882(9/1安値、日足・一目均衡表転換線)
下値3:109.763(8/16~9/1の50%押し、日足・一目均衡表基準線、20週移動平均線、ピボット1stサポート)
下値4:109.699(100日/100月移動平均線)
下値5:109.589(8/31安値、週足・一目均衡表基準線、8/16~9/1の61.8%押し、-1σ、ピボット2ndサポート)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:81.659(7/23高値)
上値4:81.574(8/11高値)
上値3:81.458(8/12高値、日足・一目均衡表先行スパン下限)
上値2:81.394(ピボット1stレジスタンス)
上値1:81.220(9/1高値、50日移動平均線)
前営業日終値:81.063(週足・一目均衡表転換線、+1σ、大台)
下値1:80.705(50週移動平均線)
下値2:80.532(8/27~9/1の38.2%押し、週足・一目均衡法先行スパン上限、ピボット1stサポート)
下値3:80.383(9/1安値、8/27~9/1の50%押し)
下値4:80.183(20日移動平均線)
下値5:80.073(8/31安値、8/27~9/1の61.8%押し、ピボット2ndサポート)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

153.484(7/13高値、7/29高値)
153.319(8/10-11高値)
153.197(8/12高値)
153.000(大台)
152.706(100日移動平均線)
152.623(20週移動平均線)
152.550(8/13高値、+1σ)
152.343(8/10~8/20の76.4%戻し)
152.260(日足・一目均衡表先行スパン上限、週足・一目均衡表基準線)
152.186(8/16高値)
152.009(50日移動平均線、大台)
151.949(9/1高値)
前営業日終値:151.508
151.410(20日移動平均線、日足・一目均衡表先行スパン下限、8/27~9/1の38.2%押し)
151.308(日足・一目均衡表基準線)
151.230(9/1安値、8/27~9/1の50%押し、週足・一目均衡表転換線)
151.063(8/31安値、8/27~9/1の61.8%押し、大台)
150.947(8/30安値、8/20~9/1の38.2%押し)
150.643(日足・一目均衡表転換線)
150.566(8/20~9/1の50%押し)
150.443(8/25安値、8/27安値、-1σ)
150.239(8/20~9/1の61.8%押し)
150.056(8/24安値、大台)
149.337(8/23安値、-2σ)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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