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マネパ為替分析 日刊レポート

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“上値の大目標”への道程は険しい…!?

2021年09月28日

◆ “日米金利差/リスク選好/ユーロ売り”が重なり… - 111円回復

あぁ、加速…。

FOMC後の動きが強まったことで、昨日は米10年債利回りが一時“1.51%台”へと上昇する場面が見られました。
一方で警戒された中国不動産大手のデフォルト懸念が落ち着きを見せる中、原油が上昇(北海ブレントは2018年10月以来の79ドル台に続伸)したことで、“リスク選好→円売り”も目立ちました。
さらには拮抗する独総選挙結果を受けて、「前回時のように長い間、組閣できないかも…?」との思惑を背景に“ユーロ売り→ドル買い”も進行しました。
こうして“日米金利差/リスク選好/ユーロ売り”から派生する“ドル買い+円売り”が重なったことから、ドル円は7/5以来となる“111.063円”へと駆け上がりました。


◆ テクニカルからは“さらなる上値追い”が期待されるが…?

共に“ネックライン(ドル円:110.80円//米10年債利回り:1.50%)”を超えたことで、勢いが増しているのは事実です。
このため米10年債利回り動向次第では、ドル円もさらに押し上げられてもおかしくないところです。
ただ本日はスポット取引の月内最終応当日に当たりますので、“実需絡みのドル売り”が想定されるところです。
さらに“直近4営業日の上昇幅(約2.0円)”を踏まえれば、いつ短期的な上昇往き過ぎ感が意識されてもおかしくない…?

見誤ったばかりであり、流れに逆らう格好にもなりますが、「“上値の大目標(年初来高値:111.65円)”への道程は険しい」と見ておきたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:111.710(20/3/24-25高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:111.659(7/2高値《年初来高値》)
上値3:111.415(18/10/4~20/3/9の76.4%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:111.185(7/5高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:111.063(9/27高値)
前営業日終値:111.009(大台、+2σ)
下値1:110.860(9/27安値後の38.2%押し)
下値2:110.797(9/27安値後の50%押し)
下値3:110.672(ピボット1stサポート、9/27安値後の61.8%押し)
下値4:110.605(9/22~9/27の23.6%押し)
下値5:110.531(9/27安値、+1σ)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:81.759(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:81.641(9/8高値)
上値3:81.421(9/10高値、日足・一目均衡表先行スパン上限、+1σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:81.144(9/14高値、週足・一目均衡法先行スパン上限、50週移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
上値1:80.964(9/27高値、大台)
前営業日終値:80.890
下値1:80.613(20日移動平均線)
下値2:80.516(50日移動平均線、ピボット1stサポート)
下値3:80.430(日足・一目均衡表基準線)
下値4:80.331(9/27安値)
下値5:80.151(9/22~9/27の38.2%押し)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

154.063(7/6高値、大台)
153.812(100月移動平均線)
153.484(7/13高値、7/29高値)
153.319(8/10-11高値)
153.253(+2σ)
153.197(8/12高値)
153.000(大台)
152.845(9/14高値)
152.719(100日移動平均線)
152.647(20週移動平均線)
152.326(+1σ)
152.260(週足・一目均衡表基準線)
152.197(9/27高値)
前営業日終値:152.109
151.968(日足・一目均衡表先行スパン上限、大台)
151.597(50日移動平均線)
151.404(20日移動平均線)
151.123(9/27安値、週足・一目均衡表転換線)
151.068(日足・一目均衡表先行スパン下限)
150.996(9/24安値、9/21~9/27の38.2%押し、大台)
150.896(日足・一目均衡表基準線)
150.643(日足・一目均衡表転換線)
150.572(9/21~9/27の50%押し)
150.472(-1σ)
150.189(9/21~9/27の61.8%押し)
149.986(200日移動平均線、大台)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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