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マネパ為替分析 日刊レポート

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「付いていかざるを得ない」…!?

2021年10月20日

◆ 一旦“下押し”も、押し戻される

“ドル売り(利益確定売り?)”が欧州タイムにかけて進行したこともあり、ドル円は“113.882円”へと値を落とす場面が見られました。
しかし「米10年債利回り上昇」が変わることはなく、さらに昨日はウォラーFRB理事の次の発言がマーケットを揺さぶりました。

 『テーパリングは11月から開始すべき』
 『(インフレが年末まで高止まりした場合、)22年の利上げはあり得る』

これが「FRBがインフレ警戒感を強めている」との見方につながり、“114.389円”まで値を戻したドル円は、本日に入って“114.699円”へと駆け上がっています。


◆ “年初来高値”&“チャート上の節目”も突破しただけに…?

これで“年初来高値”を上回り、さらに“チャート上の節目(18/10/4高値:114.548円)”をも突破した格好となります。
“円売り安心感”の緩みもあって「“押し目買い”にも慎重姿勢で…」と指摘してきた筆者でしたが、こうなってしまうと「“ドル買い遅れ”が目立つ」が再び台頭してもおかしくなくなります。
そうなると特に実需絡みには、「高値でも付いていく(いかざるを得ない?)」を想定せざるを得なくなってくる展開も想定されるところです。

「“戻り売り”は厳禁」といった状況に変化はないと考えますが、「“押し目買い”にも慎重姿勢で…」は緩めた方がいいのかもしれません。
往き過ぎであることは疑いようがなく、甚だ不本意ではありますが…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:115.000(大台)
上値4:114.879(17/3/15高値)
上値3:114.733(17/11/6高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:114.548(18/10/4高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:114.460(10/15高値《年初来高値》)
前営業日終値:114.388
下値1:114.194(10/19安値後の61.8%押し)
下値2:114.000(大台、ピボット1stサポート)
下値3:113.882(10/19安値、10/14~10/15の50%押し)
下値4:113.727(+1σ、ピボット2ndサポート)
下値5:113.620(10/15安値、10/14~10/15の61.8%押し)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:86.724(18/2/7高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:86.167(10/13安値~10/18高値-10/18安値の100%返し)
上値3:86.067(+2σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:85.984(18/2/8高値、大台)
上値1:85.795(5/10高値《年初来高値》、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:85.498
下値1:85.236(10/18~10/19の23.6%押し)
下値2:85.053(10/18~10/19の38.2%押し、大台)
下値3:84.905(10/18~10/19の50%押し、ピボット1stサポート)
下値4:84.778(200月移動平均線、10/18~10/19の61.8%押し)
下値5:84.662(10/19安値)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

160.321(月足・一目均衡表先行スパン上限)
160.104(16/6/24高値)
160.000(大台)
159.000(大台)
158.432(+2σ)
158.056(10/19高値、大台)
前営業日終値:157.758
157.333(10/18~10/19の50%押し)
157.162(10/18~10/19の61.8%押し)
157.000(大台)
156.832(10/19安値)
156.609(10/18安値)
156.000(大台、10/1~10/19の23.6%押し)
155.726(+1σ)
155.342(10/15安値)
155.041(日足・一目均衡表転換線、大台)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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