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マネパ為替分析 日刊レポート

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想定外に下押した後だけに…!?

2021年10月22日

◆ “円売り”は緩み、逆に“円買い”も… - 一時“113円半ば”へ

昨日は“円買い”と“ドル買い”の綱引きでした。

まず前日まで台頭していた“円売り”が緩んだことで、ドル円は上値の重い動きを強いられました。
特に昨日は「中国・恒大集団のドル建て債務・猶予期限切れ」との思惑から“リスク回避→円買い”も台頭したことで、下落が加速した印象もあります。

一方で米10年債利回りは“1.70%”に到達するなど、“金利選好→ドル買い”は続いてます。
このため“113.646円”へと一時値を落としたものの、すぐに“114円台”へと押し戻されていきました。


◆ ただし“リスクセンチメント”は急速に改善…

そうこうしていると『中国恒大、9月23日期限の8350万ドルの利払い履行-証券時報』との報が、本稿執筆時に飛び込んできました。
“リスク回避→円買い”は急速に萎み、逆に“リスク選好→円売り”が台頭してもおかしくない状況へと移行しつつあります。
それでいて「日米金利格差」を考えれば、“金利選好→ドル買い”が急速に萎む可能性は大きいとはいい難いのが実状といえます。
となれば、金利/リスクの双方から“円売り+ドル買い”へと移行してもおかしくない…?

“高値警戒感”もあり、基本は“膠着(114円台での揺れ動き)”との見方は変わらないと考えます。
ただし“想定外に下押した”という状況を踏まえれば、“もう一段の戻り”には十分に警戒しておきたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:114.879(17/3/15高値)
上値4:114.733(17/11/6高値、10/20高値《年初来高値》、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:114.412(10/21高値、ピボット1stレジスタンス)
上値2:114.297(10/20~10/21の61.8%戻し)
上値1:114.173(10/20~10/21の50%戻し)
前営業日終値:114.012(大台)
下値1:113.949(+1σ)
下値2:113.848(日足・一目均衡表転換線)
下値3:113.620(10/15安値、10/21安値、ピボット1stサポート)
下値4:113.558(10/14~10/20の76.4%押し)
下値5:113.205(10/14安値、10/4~10/20の38.2%押し、ピボット2ndサポート)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:86.248(10/21高値《年初来高値》)
上値4:85.945(ピボット1stレジスタンス、大台)
上値3:85.727(10/21高値後の61.8%戻し)
上値2:85.566(10/21高値後の50%戻し)
上値1:85.404(10/21高値後の38.2%戻し)
前営業日終値:85.113
下値1:84.888(10/21安値)
下値2:84.778(200月移動平均線、10/18~10/21の76.4%押し)
下値3:84.662(10/19安値、日足・一目均衡表転換線、+1σ)
下値4:84.585(ピボット1stサポート)
下値5:84.276(10/18安値)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

160.321(月足・一目均衡表先行スパン上限)
160.104(16/6/24高値)
160.000(大台)
159.302(+2σ)
159.000(大台)
158.219(10/20-21高値)
158.000(大台)
157.877(10/20~10/21の76.4%戻し)
157.666(10/20~10/21の61.8%戻し)
157.495(10/20~10/21の50%戻し)
前営業日終値:157.266
157.000(大台)
156.771(10/21安値)
156.609(10/18安値)
156.098(10/1~10/20の23.6%押し)
155.950(日足・一目均衡表転換線、大台)
155.486(+1σ)
155.342(10/15安値)
155.000(大台)
154.786(10/1~10/20の38.2%押し)
154.558(10/14安値)
154.108(10/13安値)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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