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マネパ為替分析 日刊レポート

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本日は「動きづらい」…!?

2021年10月29日

◆ 昨日は“ユーロ買い”から“ドル売り”へ… - 再び113円前半へ

「日銀金融政策決定会合」は無風通過だったものの、「ECB理事会」「米GDP」後はやはり思惑が台頭しました。
前者は“予想通りの据え置き”でしたが、『高インフレ状態が当初想定より長く継続する可能性』とのラガルドECB総裁発言が意識されたからです。
一方で後者は“大幅鈍化”となり、「米景気後退」との思惑が高まったからです。
このためユーロドルが“急上昇(ユーロ買い+ドル売り)”を見せる中、ドル円は“113.256円”へと押し下げられていきました。

一方でNYダウは反発、ナスダックとS&P500は共に史上最高値を更新するなど、“リスク選好→円売り”が下値を支えました。
また逃避資金の流出もあり、米10年債利回りが“1.58%”へと上昇したことも下値を支える格好となり、“113円前半”では急速に下げ渋る動きも見られています。


◆ それでも「ロンドン・フィキシング」が絡んだと考えれば…?

こうして翌週に「FOMC」を控える中、週末そして月末を迎えます。
昨日は前記要因にて“ユーロ売り+ドル買い”が進行しましたが、ユーロドルの高値(ドル円の安値)を付けたのは「ロンドン・フィキシング」のタイミングです。
“まとまった規模のドル売り”が行使された可能性を考えれば、このまま進行するかは些か微妙?と見るのが自然です。

オーダー状況を見ると、“昨日高値から上”“同安値から下”には、それぞれかなりの規模のドル買い/ドル売りオーダーが設定されていると聞き及びます。
「米PCEコア・デフレータ」という変動要因が本日も予定されていますが、上下両サイドを意識する状況は、まだ続くと見たいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:114.307(10/26高値、+1σ)
上値4:114.222(10/27高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:114.978(日足・一目均衡表転換線、大台)
上値2:113.865(10/28高値、10/26~10/28の61.8%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:113.782(10/26~10/28の50%戻し)
前営業日終値:113.553
下値1:113.430(10/28安値後の61.8%押し)
下値2:113.205(10/14安値、10/28安値、20日移動平均線、10/4~10/20の38.2%押し水準、ピボット1stサポート)
下値3:112.996(10/12安値、大台、ピボット2ndサポート)
下値4:112.758(10/4~10/20の50%押し)
下値5:112.642(ピボットローブレイクアウト)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:86.466(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:86.248(10/21高値《年初来高値》)
上値3:86.052(10/27高値、大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:85.875(ピボット1stレジスタンス)
上値1:85.812(10/27高値後の76.4%戻し)
前営業日終値:85.665
下値1:85.593(+1σ)
下値2:85.426(日足・一目均衡表転換線)
下値3:85.284(ピボット1stサポート)
下値4:85.113(10/28安値)
下値5:85.043(10/27安値、大台)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

159.000(大台)
158.219(10/20-21高値)
158.000(大台)
157.762(10/26高値)
157.444(+1σ)
157.267(10/27高値)
156.964(日足・一目均衡表転換線、10/27高値後の61.8%戻し大台)
156.706(10/28高値)
前営業日終値:156.657
156.332(10/27安値後の上昇の50%押し)
156.185(10/27安値後の上昇の61.8%押し)
156.000(大台)
155.911(10/28安値)
155.709(10/27安値)
155.342(10/15安値)
155.212(20日移動平均線)
155.000(大台)
154.786(10/1~10/20の38.2%押し)
154.558(10/14安値)
154.108(10/13安値)
154.000(大台)
153.848(100月移動平均線)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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