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マネパ為替分析 日刊レポート

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“114円台”中心と見るのが自然だが…!?

2021年11月18日

◆ “ポジション調整”炸裂… - 115円手前→一時114円割れ

節目はやはり節目だった…。

“115円回復”を窺ったドル円でしたが、超え切れずに反落に転じています。
利益確定と見られる売りに「米株式」が押されたことから、“リスク回避→円買い”が昨日は優勢となる場面が見られました。
また“5営業日ぶりに低下(→1.58%)”した「米10年債利回り」も、主に対円で“ドル買いの緩み”につながりました。
何よりオプション絡みと見られる「分厚いドル売りオーダー」をこなし切れなかったことが、急速に進行してきた“ドル買い”を押し下げる形で機能したと見られるところです。
東京タイム序盤には“114.968円”へと駆け上がっていたドル円でしたが、NYタイム終盤には“113.928円”へと急速に値を落としました。

もっとも対ユーロでは引き続き“年初来安値更新(→1.12629ドル)”を見せているなど、“ドル買い”そのものが後退したわけではありません。
このため“ドル頭打ち”と見るのは些か早計であり、値を落としたドル円に関しても“114円前半”へと緩やかに値を戻し、そのまま昨日の取引を終えています。


◆ ただ『次期FRB人事が絡んでいる』との噂が…?

このため昨日の動きは、あくまで“ポジション調整の一環”と見るのが自然といえます。
しかし昨日の下落には『次期FRB人事が絡んでいる』との噂も流れていますので、楽観はできません。
仮にこの噂が真実であれば「パウエル議長続投」と「ブレイナード理事昇格」では、方向感が“180度”異なる可能性が否めないからです。
前者ならば“ドル買い戻し”が期待される反面、ハト派色の強い後者ともなれば“さらなるドル売り”が進行してもおかしくない分水嶺…。

あくまでも噂ですので、普通に考えれば「次なる材料」を見極めつつ、「米株式動向&米債券動向」を先物市場で睨みながらといった展開が想定されるところです。
ただし頭の片隅には、少し残しておきたいシナリオといえそうです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:114.968(11/17高値、大台)
上値4:114.684(+2σ、ピボット1stレジスタンス)
上値3:114.571(11/17高値後の61.8%戻し)
上値2:114.448(11/17高値後の50%戻し)
上値1:114.259(+1σ)
前営業日終値:114.097
下値1:113.928(11/17安値、大台)
下値2:113.848(20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線/転換線)
下値3:113.752(11/15安値、11/9~11/16の50%押し、ピボット1stサポート)
下値4:113.535(11/9~11/16の61.8%押し)
下値5:113.435(-1σ)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:83.807(100月移動平均線)
上値4:83.651(11/16~11/17の61.8%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値3:83.493(11/16~11/17の50%戻し、、日足・一目均衡表転換線)
上値2:83.334(11/16~11/17の38.2%戻し、-1σ)
上値1:83.000(大台)
前営業日終値:82.897(200日移動平均線)
下値1:82.799(週足・一目均衡表先行スパン上限、11/17安値)
下値2:82.543(週足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)
下値3:82.468(月足・一目均衡表先行スパン上限)
下値4:82.368(7/15高値、50週移動平均線、10/1~10/21の61.8%押し、-2σ)
下値5:82.072(週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線、ピボット2ndサポート、大台)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

156.244(11/4高値)
155.979(10/20~11/12の61.8%戻し、大台)
155.288(10/20~11/12の50%戻し、日足・一目均衡表基準線)
155.000(大台)
154.759(11/4~11/12の61.8%戻し)
154.698(11/17高値)
154.594(20日移動平均線)
154.319(11/17高値後の61.8%戻し)
154.203(11/17高値後の50%戻し)
前営業日終値:153.958(大台)
153.889(100月移動平均線)
153.738(11/17安値)
153.583(週足・一目均衡表転換線、日足・一目均衡表転換線)
153.409(50日移動平均線)
153.339(週足・一目均衡表基準線)
153.066(-1σ)
152.989(11/16安値、大台)
152.626(11/15安値、日足・一目均衡表先行スパン上限、100日/20週移動平均線)
152.356(11/12安値、日足・一目均衡表先行スパン下限)
152.273(200日移動平均線)
152.000(大台)
151.869(10/8安値)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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