◆ 概ね“想定通り”だったが・・・ - 上放れて114円回復

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マネパ為替分析 日刊レポート

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“もう一段の上値追い”を志向したい局面…!?

2021年12月16日

◆ 概ね“想定通り”だったが・・・ - 上放れて114円回復

注目のFOMCは、「テーパリングのペースアップ(150億ドル→300億ドル)」「2022年利上げ見通しは3回」が示されました。
「早期金融引き締め」を警戒した米10年債利回りは“上昇(→1.48%)”し、一方で概ね想定通りということを好感した米株式も“反発(NYダウは380ドル高)”に転じました。
こうして金利面では“ドル買い(円売り)”が、リスク面では“円売り”が促され、ドル円は“114円回復(高値は114.268円)”を示現しています。


◆ こうなると「日米金利格差」に目が向きやすい…?

「知ったら終い(しまい)」を地で往く動きといえますが、こうなると「テーパリングに最も遅いのは日銀(円)」という点に再び脚光が当たってもおかしくありません。
特に日銀金融政策決定会合を翌日に控えるスケジュール感ですので、「日米金利格差への感応度」は増していると見るのが妥当です。
さらに「新型コロナの変異株(オミクロン株)」も落ち着きを見せつつありますので、“リスク回避→円買い”は期待薄といわざるを得ないところでもあります。


主だった抵抗ラインも見当たらない… - 114円台


テクニカル的に見ると“7日以降のレンジ(113.220-950円)”を上に抜けた格好であり、“50日/20日移動平均線(本日は113.826-842円)”をも明確に突破しています。
ビッグイベントをこなしたマーケットは「次なるテーマ探し」に移行すると見られ、「それが何になるか?」に関しては現時点では不明ですが、目先は“もう一段の上値追い”となってもおかしくないと見たいところです。
主だったラインが“11/24~11/30の61.8%戻し(114.375円)”くらいしか、“114円台”は見当たりませんので…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:115.000(大台、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:114.812(11/24~11/30の76.4%戻し)
上値3:114.624(+1σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:114.375(11/24~11/30の61.8%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:114.268(12/15高値)
前営業日終値:114.052(日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線、大台)
下値1:113.868(12/10~12/15の38.2%押し、50日/20日移動平均線)
下値2:113.744(12/10~12/15の50%押し)
下値3:113.629(12/15安値、11/30~12/15の38.2%押し、12/10~12/15の61.8%押し、ピボット1stサポート)
下値4:113.540(日足・一目均衡表転換線)
下値5:113.428(12/14安値、11/30~12/15の50%押し)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:82.651(11/23安値、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:82.543(日足・一目均衡表先行スパン下限、週足・一目均衡表転換線、+1σ)
上値3:82.445(50週移動平均線)
上値2:82.213(ピボット1stレジスタンス)
上値1:82.072(週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線、大台)
前営業日終値:81.814(100日移動平均線)
下値1:81.692(20週移動平均線)
下値2:81.476(日足・一目均衡表基準線)
下値3:81.331(12/14~12/15の38.2%押し、月足・一目均衡表先行スパン上限、20日移動平均線)
下値4:81.169(12/14~12/15の50%押し)
下値5:81.006(12/14~12/15の61.8%押し、ピボット1stサポート、大台)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

153.372(11/24-25安値、週足・一目均衡表基準線)
153.281(11/23安値)
153.077(11/22安値、+1σ、大台)
152.511(10/20~12/3の38.2%戻し、11/17~12/3の61.8%戻し、200日/100日移動平均線)
152.292(20週移動平均線)
152.000(大台)
151.920(11/29高値)
151.841(11/17~12/3の50%戻し、日足・一目均衡表基準線)
151.630(11/30高値、12/6高値)
151.308(12/15高値、20日移動平均線)
前営業日終値:151.244
151.000(大台、50週移動平均線)
150.420(12/3~12/15の38.2%押し)
150.283(12/15安値、週足・一目均衡表先行スパン上限、日足・一目均衡表転換線)
150.146(12/3~12/15の50%押し)
150.000(大台)
149.871(12/3~12/15の61.8%押し)
149.766(12/14安値、-1σ)
149.671(12/10安値)
149.488(12/9安値)
149.360(12/8安値)
149.050(12/6安値)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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