◆ “リスク+金利”の双方から… - 114円半ば

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マネパ為替分析 日刊レポート

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それでも“空白地帯”とあっては…!?

2021年12月24日

◆ “リスク+金利”の双方から… - 114円半ば

『デルタ株に比べた入院リスクは50~70%低い(英保健当局)』『オミクロン株の入院リスクは2%台(南ア・国立伝染病研究所)』との報から、「重症化リスクの低さ」を楽観視するフローは維持されています。
さらに『ファイザーに続き、メルクのコロナ経口治療薬も承認(米食品医薬品局)』が追い打ちとなり、“リスク選好→円売り”は継続しています。

一方で昨日発表された米PCEデフレータは、“1982年9月(前年比+5.7%)”“1989年2月以来(コア同+4.7%)”を記録しました。
「インフレ高止まり」が意識される中、“金利選好→ドル買い”も継続しています。
こうして上値を伸ばしたドル円は、“前日高値(114.366円)”を上回る“114.463円”へと上値を伸ばしています。

もっともクリスマスを睨んだ“手控え(様子見)”は佳境を迎えており、流動性低下は顕著です。
このためドル円の反応は鈍く、緩やかな上昇に留まっているのが実状といえます。


◆ 基本は“動意薄”だが…?

こうした中、本日は“米国休場(クリスマスの振替)”となり、その他も“短縮取引”が数多く存在します。
このため流動性低下はさらに進行すると見られるだけに、“動意薄”が基本路線といわざるを得ないのが実状といえます。
ただし昨日も記したように、流動性低下時の特徴は“全く動かない”or“些細な要因で動意づく”のいずれかというのが常です。

特に現在推移する“114円台”は、先月26日の急落時に“素通り”した水準になります。
つまり主だったテクニカルラインが存在しない、“空白地帯”ともいえます。
そうなると“全く動かない”と決めつけるのは…?

基本は“膠着(揺れ動き)”との見方は変わらないものの、昨日以上に“さらなる反発(上方向)”への期待を持って、神経質なマーケットと対峙したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:115.000(大台、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:114.812(11/24~11/30の76.4%戻し)
上値3:114.721(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:114.562(ピボット1stレジスタンス)
上値1:114.463(12/23高値、+2σ)
前営業日終値:114.404
下値1:114.222(12/23安値後の61.8%押し)
下値2:114.146(ピボット1stサポート)
下値3:114.046(12/23安値、日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線、+1σ、大台)
下値4:113.948(12/22安値、12/17~12/23の38.2%押し)
下値5:113.801(12/17~12/23の50%押し、日足・一目均衡表先行スパン上限/転換線、50日移動平均線、ピボット2ndサポート)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:83.542(ピボット2ndレジスタンス)
上値4:83.354(11/19高値)
上値3:83.243(11/23高値)
上値2:83.192(11/25高値、週足・一目均衡表先行スパン上限、ピボット1stレジスタンス)
上値1:82.996(11/26高値、12/23高値、大台、+2σ)
前営業日終値:82.863(50日移動平均線)
下値1:82.677(200日移動平均線)
下値2:82.543(日足・一目均衡表先行スパン下限)
下値3:82.421(週足・一目均衡表転換線、50週移動平均線)
下値4:82.300(ピボット1stサポート)
下値5:82.077(12/23安値、週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

156.000(大台)
155.000(大台)
154.698(11/17高値、10/20~12/3の61.8%戻し)
154.440(11/19高値、日足・一目均衡表先行スパン上限)
154.216(11/23高値)
154.149(11/24高値)
154.056(11/25高値、大台)
153.858(100月移動平均線)
153.708(12/23高値)
153.583(日足・一目均衡表先行スパン下限)
前営業日終値:153.472
153.372(週足・一目均衡表基準線/転換線)
153.184(50日移動平均線)
153.000(大台、+2σ)
152.534(200日移動平均線)
152.435(100日移動平均線)
152.275(20週移動平均線)
152.133(12/23安値、12/20~12/23の38.2%押し)
152.000(大台、+1σ)
151.907(12/3~12/23の38.2%押し)
151.712(日足・一目均衡表基準線)
151.617(12/20~12/23の50%押し、日足・一目均衡表転換線)
151.346(12/3~12/23の50%押し)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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