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マネパ為替分析 日刊レポート

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まだ、押したところは“買い拾い”…!?

2022年01月05日

◆ 続伸 - 116円台へ

「オミクロン株の感染拡大」は続いているものの、昨日も「重症化リスクは低い」との見方が先行しました。
このため“リスク選好姿勢”は目立っており、ナスダック・S&P500こそ反落したものの、NYダウは“史上最高値をさらに更新”する動きを見せています。
一方で、そこから派生する「世界的な景気回復期待」は、米10年債利回りをさらに押し上げる要因として機能しています。
こうして一時“1.68%”へとさらに上昇する中、“リスク/金利”双方から後押しされたドル円は“116.346円”へ駆け上がりました。

なお昨日発表の米ISM製造業景況指数は“21年1月以来の低水準(58.7/-2.4ポイント)”に留まりましたが、大勢に影響を与えることはありませんでした。


◆ “早過ぎる上昇スピード”は気になるが…?

こうして“オミクロン相場のスタート地点(115.30円水準)”を突破したドル円は、勢いそのままに“昨年高値(11/24高値:115.517円)”をも突破しました。
そして期待した“ストップロス”を巻き込みながら、“17年1月11日以来水準”へと駆け上がっています。

問題は“早過ぎる上昇スピード”であり、それが“上値の重さ”につながる可能性を秘めていることです。
そうなると“利益確定売り”が入ると見るのが自然ということになります。


◆ それでも「テクニカル的な後押し」が見え隠れ…?

ただしこの“116円台”には、“17/1/11高値(116.860円)”まで主だった抵抗ラインが見当たらない(いわゆる空白地帯)という、「テクニカル的な後押し」が見え隠れしています。
つまり“投機筋(仕掛け的な動き)”が放っておかない可能性が存在する中、“リスク/金利”双方からの後押しは続いている…。

もちろん“往き過ぎ(スピード違反)”であることは否めないだけに、目先は“利益確定売り”をそれ相応は覚悟しておく必要がありそうです。
それでも“下値は限定的”と見つつ、押したところは“買い拾い”にて対処したい局面と見たいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:117.527(17/1/9高値)
上値4:117.045(11/9~11/24-11/30の161.8%返し、大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:116.860(17/1/11高値)
上値2:116.576(ピボット1stレジスタンス)
上値1:116.346(1/4高値)
前営業日終値:116.142(+2σ)
下値1:116.000(大台)
下値2:115.812(1/3~1/4の38.2%押し)
下値3:115.647(1/3~1/4の50%押し)
下値4:115.481(1/3~1/4の61.8%押し、ピボット1stサポート)
下値5:115.309(日足・一目均衡表転換線)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:84.786(200月移動平均線)
上値4:84.558(ピボット1stレジスタンス)
上値3:84.473(+2σ)
上値2:84.349(11/5高値)
上値1:84.171(1/4高値)
前営業日終値:84.082(大台)
下値1:83.908(11/17高値)
下値2:83.673(100月移動平均線、1/3~1/4の38.2%押し)
下値3:83.500(1/3~1/4の50%押し)
下値4:83.341(1/3~1/4の61.8%押し、日足・一目均衡表転換線、+1σ)
下値5:83.220(ピボット1stサポート)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

160.104(16/6/24高値)
160.000(大台)
159.000(大台)
158.219(21/10/20-21高値)
158.000(大台)
157.762(21/10/26高値、+2σ)
157.428(1/4高値)
前営業日終値:157.113
157.000(大台)
156.783(月足・一目均衡表先行スパン上限)
156.457(1/3~1/4の38.2%押し)
156.158(1/3~1/4の50%押し)
156.000(大台)
155.858(1/3~1/4の61.8%押し)
155.282(+1σ)
155.150(1/4安値、日足・一目均衡表転換線)
155.000(大台)
154.887(1/3安値)
154.409(12/20~1/4の38.2%押し)
154.003(12/28-29安値、大台)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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