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マネパ為替分析 日刊レポート

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“サプライズはない”と見るが、“予断を持たず”が前提…!?

2023年01月18日

◆ 昨日は“蚊帳の外”… - 一時“129円前半”へ上昇も…

昨日は「欧利上げペース鈍化」への思惑が進行し、次いで「英利上げ継続」との思惑が台頭した。
このため“ユーロ売り”“ポンド買い”が進行し、ドル及び円は“蚊帳の外”へと押しやられました。
何より「日銀会合」を控えた“様子見”が台頭しており、ドル円は“小動き”に終始しました。
“やや買い戻し”の流れから“129.141円”へと反発する場面こそ見られたものの、概ね“128円台”での動きが継続し、そのまま昨日の取引を終えています。


◆ いよいよ本番… - 日銀会合

こうした中、いよいよ本日はその「日銀会合」を迎えます。

本邦10債利回りが“3日連続で許容上限(0.50%)超”を見せているだけに、「さらなる許容幅拡大(→0.75%)」への思惑は根強いものがあります。
一方で“間隔が短い(前回会合から29日目)”ということもあり、「据え置き(連続修正はない)」との思惑も台頭してます。
何より「イールド・カーブ・コントロール(YCC)撤廃」にかける向きも少数ながら存在しており、多種多様な思惑が蔓延しているのが実状といえます。
あらゆる可能性が想定されているだけに“(前回のような)サプライズはない”と見るのが妥当ではありますが、ただ思惑が割れているだけに“動意づく”は否めない…?


◆ いずれになっても“動意づく”…?

何らかの修正が行われれば“円買い”、見送りとなれば“円売り”が想定されますが、こればかりは「蓋を開けるまでわからない」といった類のものになります。
後は結果次第であり、個人的には“後者(連続修正はない)”と見てはいますが、本日に関しては“予断を持たず”、そして“一喜一憂することなく”が重要視されることになりそうです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しております。

132.870(1/11高値)
132.703(22/12/15~23/1/16の50%戻し、日足・一目均衡表基準線)
132.467(1/12高値)
132.000(大台)
131.885(1/6~1/16の61.8%戻し)
131.410(22/12/15~23/1/16の38.2%戻し、20日移動平均線)
130.996(1/6~1/16の50%戻し、日足・一目均衡表転換線、大台)
130.714(1/11~1/16の61.8%戻し)
130.106(1/6~1/16の38.2%戻し、1/11~1/16の50%戻し)
130.038(ピボットハイブレイクアウト、大台)
129.953(週足・一目均衡表先行スパン上限)
129.596(-1σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値5:129.416(1/13高値、1/11~1/16の38.2%戻し)
上値4:129.141(1/17高値)
上値3:129.000(大台、1/6~1/16の23.6%戻し)
上値2:128.880(ピボット1stレジスタンス、1/17高値後の76.4%戻し)
上値1:128.699(1/17高値後の61.8%戻し)
前営業日終値:128.170
下値1:127.983(1/17安値、1/16~1/17の61.8%押し水準、大台)
下値2:127.680(-2σ、1/16~1/17の76.4%押し、ピボット1stサポート)
下値3:127.226(1/16安値、21/1/6~22/10/21の50%押し水準、月足・一目均衡表基準線、ピボット2ndサポート)
下値4:127.000(大台)
下値5:126.860(22/5/30安値)
126.673(22/5/27安値)
126.540(22/5/26安値、ピボットローブレイクアウト)
126.355(22/5/24安値)
126.238(22/4/18安値)
126.000(大台)
125.848(22/4/15安値)
125.087(22/4/14安値)
125.000(大台)
124.742(22/4/12安値)
124.656(20月移動平均線)
124.156(22/4/11安値)
124.067(週足・一目均衡表先行スパン下限、大台)
123.661(22/4/8安値)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

92.501(日足・一目均衡表先行スパン下限)
92.396(22/12/16高値、22/10/21~22/12/20の61.8%戻し)
92.018(22/12/20高値、大台)
91.815(1/9高値、50週移動平均線)
91.666(1/11高値、+2σ)
91.494(1/12高値、50日移動平均線)
91.307(週足・一目均衡表先行スパン上限)
90.936(1/11~1/13の76.4%戻し、大台)
90.765(+1σ)
上値5:90.561(週足・一目均衡表転換線、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:90.485(1/11~1/13の61.8%戻し)
上値3:90.154(1/13高値、日足・一目均衡表転換線、1/11~1/13の50%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:90.043(日足・一目均衡表基準線、大台)
上値1:89.869(1/17高値、20日移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:89.579
下値1:89.208(1/17安値、ピボット1stサポート)
下値2:89.000(大台)
下値3:88.842(-1σ、ピボット2ndサポート)
下値4:88.690(1/16安値)
下値5:88.574(1/13安値、ピボットローブレイクアウト)
88.456(1/3~1/9の76.4%押し)
88.014(1/4安値、大台)
87.879(-2σ)
87.418(1/3安値)
87.008(22/12/20安値、大台)
86.467(22/3/17安値)
86.000(大台)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

162.354(22/12/28高値)
162.296(22/12/13~23/1/3の50%戻し、週足・一目均衡表転換線、+2σ)
162.112(週足・一目均衡表先行スパン上限、日足・一目均衡表基準線)
162.028(50週移動平均線、大台)
161.486(22/12/29高値)
161.210(1/11高値)
161.023(週足・一目均衡表基準線、大台)
160.911(1/12高値)
160.709(+1σ)
160.000(大台)
159.068(1/11~1/13の61.8%戻し、20日移動平均線、大台)
158.839(週足・一目均衡表先行スパン下限)
158.406(1/11~1/13の50%戻し、日足・一目均衡表転換線、20月移動平均線)
158.026(1/17高値、大台)
157.577(-1σ)
前営業日終値:157.485
157.344(100週移動平均線)
157.100(1/13~1/17の38.2%押し)
157.000(大台)
156.814(1/13~1/17の50%押し)
156.528(1/13~1/17の61.8%押し)
156.356(1/17安値)
156.008(-2σ、大台)
155.763(1/16安値)
155.602(1/13安値)
155.335(1/3安値)
155.161(22/9/26~22/10/31の76.4%押し)
155.000(大台)
154.000(大台)
153.000(大台)
152.786(100月移動平均線)
152.558(22/9/28安値)

《10:35》
《11:10、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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