◆ もう一段“巻き戻し”… - “130円後半”

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マネパ為替分析 日刊レポート

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“仕掛け的な動き”には十分注意を…!?

2023年01月24日

◆ もう一段“巻き戻し”… - “130円後半”

昨日は前回の日銀会合で打ち出された「共通担保オペ」が実施されたこともあり、金利上昇阻止に向けた日銀の思惑が改めて意識されました。
このため全般的に“円売り”が進行する格好となり、東京タイム中盤に“129.038円”へと値を落とした後は、緩やかに、しかし着実に上値を伸ばしていきました。
NYタイム序盤に“130.884円”へと上昇した後は“上値の重さ”が目立っていますが、それでも“崩れる”には至っておらず、そのまま“高止まり”して昨日の取引を終えています。


◆ ただ分水嶺に接しているだけに…?

前記“昨日高値”付近には、“20日移動平均線(本日は130.849円)と、
そして“週足・一目均衡表先行スパン上限(同130.904円)”が展開しています。
特に前者は“昨年11月初旬”に割り込んで以降、“上値メド”として強く意識されてきた水準になります。
つまり「当該ラインを突破できるか?」が、目先のポイントということに…?

「日銀、金融政策変更」との思惑が緩んでいる以上、突破できれば“ストップロス”を絡めたさらなる浄心が可能…。
一方で“上値メド”として再び意識されると、すぐさま“129円台”へと押し戻されかねない分水嶺…。

“落ち着き処を探る”が基本路線と見られるだけに、どちらに転ぶかは“時間の経過とともに”とならざるを得ませんが、“仕掛け的な動き”を含めて、注意しておきたいところですね。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しております。

132.703(22/12/15~23/1/16の50%戻し)
132.467(1/12高値)
132.347(日足・一目均衡表基準線)
132.000(大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値5:131.885(1/6~1/16の61.8%戻し)
上値4:131.572(1/18高値)
上値3:131.364(ピボット1stレジスタンス)
上値2:131.000(大台)
上値1:130.884(1/23高値、週足・一目均衡表先行スパン上限、20日移動平均線)
前営業日終値:130.681
下値1:130.448(1/23安値後の23.6%押し)
下値2:130.179(1/23安値後の38.2%押し)
下値3:130.000(大台、1/23安値後の50%押し)
下値4:129.847(日足・一目均衡表転換線)
下値5:129.743(1/23安値後の61.8%押し)
129.487(1/16~1/23の38.2%押し、1/23安値後の76.4%押し、ピボット1stサポート)
129.038(1/23安値、1/16~1/23の50%押し、-1σ、大台)
128.623(1/16~1/23の61.8%押し)
128.343(1/20安値、ピボット2ndサポート)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

93.349(22/12/13高値)
93.172(ピボット2ndレジスタンス)
93.078(22/12/14-15高値、200日移動平均線、大台)
92.720(週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線)
上値5:92.538(日足・一目均衡表先行スパン下限、20週移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
上値4:92.396(22/12/16高値、22/10/21~22/12/20の61.8%戻し)
上値3:92.172(+2σ)
上値2:92.018(22/12/20高値、大台)
上値1:91.921(1/23高値)
前営業日終値:91.839(50週移動平均線)
下値1:91.634(1/23高値後の押し目)
下値2:91.373(日足/週足・一目均衡表先行スパン上限)
下値3:91.293(50日移動平均線)
下値4:91.152(+1σ)
下値5:91.000(大台、1/19~1/23の23.6%押し)
90.588(ピボット1stサポート)
90.469(1/19~1/23の38.2%押し、週足・一目均衡表転換線)
90.149(20日移動平均線)
90.004(1/23安値、日足・一目均衡表転換線、1/19~1/23の50%押し、大台)
89.572(1/19~1/23の61.8%押し、日足・一目均衡表基準線)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

166.000(大台)
165.357(日足・一目均衡表先行スパン上限)
165.000(大台)
164.002(100日移動平均線、大台)
163.939(22/12/13~23/1/3の61.8%戻し、日足・一目均衡表先行スパン下限)
163.467(200日移動平均線)
163.105(50日移動平均線)
163.000(大台)
162.821(+2σ)
162.354(22/12/28高値)
162.296(22/12/13~23/1/3の50%戻し、週足・一目均衡表転換線)
162.164(50週移動平均線、日足・一目均衡表基準線)
161.973(週足・一目均衡表先行スパン上限、大台)
161.806(1/23高値)
前営業日終値:161.773
161.105(+1σ)
161.023(週足・一目均衡表基準線、大台)
160.374(1/23安値、1/13~1/23の23.6%押し)
160.000(大台)
158.976(1/20安値)
159.436(1/13~1/23の38.2%押し)
159.326(20日移動平均線)
159.000(大台)
158.839(週足・一目均衡表先行スパン下限)
158.704(1/13~1/23の50%押し、日足・一目均衡表転換線)
158.602(20月移動平均線)
157.972(1/13~1/23の61.8%押し、大台)
157.666(-1σ)
157.575(1/19安値、100週移動平均線)

《10:45》
《11:35、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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