◆ 昨日は“ドル売り”が優勢 - 一時“115円割れ”

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マネパ為替分析 日刊レポート

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基本は“膠着”も、“下値の堅さ”が際立つ…!?

2022年02月01日

◆ 昨日は“ドル売り”が優勢 - 一時“115円割れ”

昨日発表のシカゴ購買部協会景気指数は“予想外の上昇(+0.9の65.2)”を見せたものの、“ドル買い”につながることはありませんでした。
逆に翌日から発表される主要な米経済指標を控えて、“利益確定売り”が先行しました。
特に欧債券利回りが上昇したことが大きく、米10年債利回りが“1.81%”に乗せる場面を見せたにもかかわらず、相対的に“ドル売り”が進行しました。
こうして影響を受けたドル円は、一時“115円割れ(安値は114.918円)”へと値を落としています。

もっとも「米金融正常化」に向けた動きが後退したわけではなく、“下値の堅さ”は相変わらずといった様相は続いています。
さらにNYダウが“続伸(+400ドル超)”したことから“リスク回避姿勢”も巻き戻されており、金利/リスクの双方から押し戻されて“115円台”で昨日の取引を終えています。


◆ 幾分“ハト派的”なコメントも…?

こうした中、本日はISM製造業景況指数が予定されています。
事前予想は“さらなる低下(58.7→57.5)”が見込まれていますので、これが“仕掛け的な動き(ドル売り)”につながるかがまずは注目されるところです。

もっとも「米3月利上げ」が完全に織り込まれた印象がある中、直近の米株急落&ウクライナ情勢等を鑑みて、幾分“ハト派的”なコメントもすでに出始めています。

『0.50%利上げが好ましいとは思わない(ジョージ・カンザスシティ連銀総裁)』
『0.50%利上げは自分が望む政策ではない(ボスティック・アトランタ連銀総裁)』
『あくまでも段階的な政策シフト(デーリー・サンフランシスコ連銀総裁)』

そうなると“金利上昇→ドル買い”は減退する可能性があるものの、反面“リスク回避→円買い”は相対的に後退しやすい・・・?
そしてこれまでの動向を踏まえれば、後者の影響がより大きい可能性が高い・・・?


◆ オーダー状況は“強気”のまま…!?

オーダー状況を見ると、ドル買いオーダーは“114.90-80円”に引き下げられたものの、ドル売りオーダーは“115.50-70円”で据え置きと、強気姿勢を崩していないと聞き及びます。
基本的には“115円前半を中心する揺れ動き”と見ますが、“下値が堅い”がより顕著な展開を本日は想定しておくべきかもしれませんね。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:115.590(1/31高値、+1σ)
上値4:115.504(ピボット1stレジスタンス)
上値3:115.390(1/28~1/31の61.8%戻し)
上値2:115.300(1/28~1/31の50%戻し)
上値1:115.210(1/28~1/31の38.2%戻し)
前営業日終値:115.125
下値1:115.000(大台)
下値2:114.910(1/31安値、日足・一目均衡表基準線)
下値3:114.837(1/24~1/28の38.2%押し、20日移動平均線、ピボット1stサポート)
下値4:114.576(1/24~1/28の50%押し、日足・一目均衡表転換線、週足・一目均衡表転換線、ピボット2ndサポート)
下値5:114.473(1/27安値)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:81.973(1/20~1/28の61.8%戻し、50日移動平均線、大台)
上値4:81.833(1/24-25高値、ピボット1stレジスタンス)
上値3:81.752(1/27高値、1/26~1/28の76.4%戻し)
上値2:81.618(1/31高値、1/13~1/28の38.2%戻し水準、日足・一目均衡表転換線、週足・一目均衡表転換線)
上値1:81.481(日足・一目均衡表先行スパン下限)
前営業日終値:81.356
下値1:81.289(-1σ)
下値2:81.140(1/28~31の38.2%押し)
下値3:81.000(大台、1/28~31の50%押し)
下値4:80.845(1/28~31の61.8%押し)
下値5:80.707(ピボット1stサポート)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

157.000(大台)
156.904(1/18高値、+1σ)
156.783(月足・一目均衡表先行スパン上限)
156.572(1/12~1/24の76.4%戻し)
156.232(1/19高値)
156.064(1/20高値、大台)
155.870(1/12~1/24の61.8%戻し)
155.598(20日移動平均線)
155.332(1/31高値、日足・一目均衡表基準線、1/12~1/24の50%戻し水準)
155.000(大台)
前営業日終値:154.778
154.481(日足・一目均衡表転換線)
154.410(-1σ)
154.256(1/31安値)
154.092(1/28安値)
154.000(大台)
153.827(1/27安値、100月移動平均線)
153.668(1/26安値)
153.601(日足・一目均衡表先行スパン上限、週足・一目均衡表基準線)
153.513(100日/50日/20週移動平均線)
153.407(週足・一目均衡表転換線)
153.120(1/25安値、200日移動平均線、-2σ)
153.000(大台)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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