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マネパ為替分析 日刊レポート

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新たなそれもかなりの“ネガティブ”が必要…!?

2022年02月03日

◆ さらに“ドル売り”… - “114円前半”

昨日発表のADP雇用統計は、事前予想を“大きく下回り(予想:+20.7万人/結果:△30.1万人)”ました。
一方で同じく昨日発表の欧消費者物価指数(HICP)は、3ヶ月連続で“統計開始来の伸び率(+5.1%)”を記録しました。
これが金利面でのアドバンテージ低下を招き、ドル円は一時“114.133円”へと値を落としました。


◆ 欧・英次第ではとの懸念あるが…?

本日は欧・英で金融政策が予定されていますので、その結果次第でユーロドルあるいはポンドドルが揺れ動く可能性が否めません。
このためその上値余地次第では、“もう一段のドル売り”が促されてもおかしくないところです。
しかし米金融正常化への思惑がなくなったわけではないだけに、それのみでさらに“ドル売り”が進行する展開は想定しづらい…?
特に現在は前のめり的に進行してきた“ドル買い”が巻き戻されている状況であるだけに、その巻き戻しが一巡すれば必然的に“ドル売り”のリスクが和らぐ可能性は十分…?

“底割れ”となるのは、テクニカル的には1/14安値と1/24安値が並ぶ“113.484/113.470円”です。
そこを割り込みにかかるには、新たなそれもかなりの“ネガティブ”が必要と考えたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:115.000(大台)
上値4:114.908(1/28~2/2の50%戻し、日足・一目均衡表基準線)
上値3:114.803(2/2高値、ピボット1stレジスタンス)
上値2:114.726(1/28~2/2の38.2%戻し)
上値1:114.576(日足・一目均衡表転換線、20日移動平均線、週足・一目均衡表転換線)
前営業日終値:114.429
下値1:114.324(50日移動平均線)
下値2:114.133(2/2安値、日足・一目均衡表先行スパン上限、ピボット1stサポート)
下値3:114.023(日足・一目均衡表先行スパン下限、-1σ、大台)
下値4:113.774(1/26安値、ピボット2ndサポート)
下値5:113.665(1/25安値、100日/20週移動平均線)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:82.293(20週移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:82.142(1/26高値)
上値3:82.054(1/13~1/28の50%戻し、20日移動平均線、週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線)
上値2:81.984(2/2高値、1/20~1/28の61.8%戻し水準、大台、ピボット1stレジスタンス)
上値1:81.906(50日移動平均線)
前営業日終値:81.663(日足・一目均衡表先行スパン下限、週足・一目均衡表転換線)
下値1:81.385(2/2安値、1/28~2/2の38.2%押し、-1σ、ピボット1stサポート)
下値2:81.255(日足・一目均衡表転換線)
下値3:81.176(1/28~2/2の50%押し)
下値4:81.078(ピボット2ndサポート)
下値5:80.985(1/28~2/2の61.8%押し、大台)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

157.465(1/13高値)
157.000(大台)
156.904(1/18高値)
156.783(月足・一目均衡表先行スパン上限)
156.635(+1σ)
156.572(1/12~1/24の76.4%戻し)
156.232(1/19高値)
156.064(1/20高値、大台)
155.870(1/12~1/24の61.8%戻し)
155.434(2/2高値、20日移動平均線)
前営業日終値:155.313(日足・一目均衡表基準線)
155.000(大台)
154.810(2/2安値)
154.488(2/1安値)
154.364(-1σ)
154.256(1/31安値)
154.166(日足・一目均衡表転換線)
154.092(1/28安値)
154.000(大台)
153.827(1/27安値、100月移動平均線)
153.668(1/26安値)
153.601(日足・一目均衡表先行スパン上限、100日/50日移動平均線、週足・一目均衡表基準線)
153.512(20週移動平均線)
153.407(週足・一目均衡表転換線)
153.210(200日移動平均線)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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