◆ “ポジティブ・サプライズ” - 米雇用統計

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マネパ為替分析 日刊レポート

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“堅調”だが、“決め手に欠ける”…!?

2022年02月07日

◆ “ポジティブ・サプライズ” - 米雇用統計

注目の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が“予想を大きく上回り(予想:+15.0万人/結果:+46.7万人)”ました。
平均時給も“予想以上(予想:+5.2%/結果:+5.7%)”であり、「米金融正常化」への思惑がさらに増す格好となりました。
こうして“ドル買い”は進行し、一時“115.425円”へと上値を伸ばす場面が見られました。

もっとも前日の「ECBの変節(ラガルド総裁のタカ派発言)」にて“ユーロ買い”も継続しており、先週末はこちらが“パフォーマンスで上回り”ました。
このため“ドル買い一辺倒”といった展開にはなっておらず、米10年債利回りが一時“1.93%”に達したにもかかわらず、“115.201円”に押し戻されて取引を終えています。


◆ 「何か別の要因」が欲しいが・・・?

「完全雇用に近づいている」ことが示されたことを考えれば、「米3月利上げは0.25%→0.50%」を織り込みにかかる展開は、容易に想定されるところです。
そうなると“金利選好→ドル買い”がさらに促されると可能性も、十分に想定されるところです。

一方で前記“ユーロ買い(戻し)”も継続していますので、“ドル買い一辺倒”は想定しづらいと見るのが自然です。
そうなると金利面では“ドル買い”が先行しやすいが、同時に“上値が重い”を露呈してもおかしくありません。
そうなると「何か別の要因」が欲しいところです。


◆ それでも“リスク回避”は台頭しづらい・・・!?

ただし金利上昇局面においても、先週末は「米株安が限定的」となりました。
また「北京オリンピック開催中」という情勢を踏まえれば、「ウクライナ情勢も悪化しづらい」と見るのが妥当です。
そうなると「何か別の要因」が見当たらず、“明確な方向性”は定まりづらいということになります。

イベント通過による安堵感もあり、目先は“金利選好→ドル買い”が進行しやすいとは考えます。
それでも“過度な上値期待”は、もうしばらく避けておいた方がいいのかもしれませんね。
もっとも“崩れる”といって展開は、全くといっていいほど想定しておりませんが・・・。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:115.848(1/10高値)
上値4:115.783(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:115.682(1/28高値、+2σ)
上値2:115.590(1/31高値)
上値1:115.425(2/4高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:115.201(+1σ)
下値1:115.000(大台)
下値2:114.908(日足・一目均衡表基準線、2/2~2/4の38.2%押し、ピボット1stサポート)
下値3:114.776(2/4安値、2/2~2/4の50%押し、日足・一目均衡表転換線、週足・一目均衡表転換線)
下値4:114.627(2/2~2/4の61.8%押し、20日移動平均線)
下値5:114.405(50日移動平均線、ピボット2ndサポート)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:82.072(週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線、ピボット1stレジスタンス)
上値4:81.989(20日/50日移動平均線、日足・一目均衡表先行スパン下限、大台)
上値3:81.904(2/3~2/4の61.8%戻し)
上値2:81.788(2/3~2/4の50%戻し)
上値1:81.672(2/3~2/4の38.2%戻し)
前営業日終値:81.509(週足・一目均衡表先行スパン上限)
下値1:81.295(2/4安値、日足・一目均衡表転換線、-1σ)
下値2:81.098(1/28~2/3の61.8%押し、ピボット1stサポート)
下値3:81.000(大台)
下値4:80.905(2/1安値)
下値5:80.756(ピボット2ndサポート)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

157.763(1/5高値、1/12高値)
157.583(+2σ)
157.465(1/13高値)
157.000(大台)
156.904(1/18高値)
156.783(月足・一目均衡表先行スパン上限)
156.572(1/12~1/24の76.4%戻し)
156.504(2/4高値、+1σ)
156.000(大台)
前営業日終値:155.809
155.530(2/4安値)
155.434(2/2高値、20日移動平均線)
155.331(日足・一目均衡表基準線)
155.127(1/24~2/4の38.2%押し)
155.048(2/3安値、日足・一目均衡表転換線、大台)
154.810(2/2安値)
154.701(1/24~2/4の50%押し)
154.488(2/1安値)
154.397(-1σ)
154.256(1/31安値、1/24~2/4の61.8/%押し)
154.092(1/28安値)
154.000(大台)
153.827(1/27安値、50日/20週/100月移動平均線)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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