◆ 「悲観論の緩み」は、長くは続かず…

「ウクライナ情勢」を巡る思惑に、振り回されているというのが実状といえます。

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マネパ為替分析 日刊レポート

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レンジ脱却には「“かなりの要因”が必要」…!?

2022年02月21日

◆ 「悲観論の緩み」は、長くは続かず…

「ウクライナ情勢」を巡る思惑に、振り回されているというのが実状といえます。

『ブリンケン米国務長官-ラブロフ露外相会談を来週24日に予定』と報じられたことから、悲観論が緩む場面は見られました。
しかし長くは続かず、“リスク回避姿勢”が上値を押さえ続けています。
一方で“リスク回避一辺倒”に傾斜する地合いにはなっておらず、下値も限定されています。
このため米10年債利回りは“1.91%”に低下、NYダウは“230ドル超”の続落となったものの、ドル円は“大きな動意”につながることなく、“115円”付近での揺れ動きに徹しています。


◆ 「ヘッドラインに振り回される」は続くが…?

「アメリカの利上げペースアップ観測」は変わっていないものの、こちらは“中長期的(持久力)”な意味合いが強いと見られます。
一方で「ウクライナ情勢」は“短期的(瞬発力)”に相当しますので、その影響度は大きいと見るのが自然です。
つまり目先は「ウクライナ情勢≧米利上げペースアップ観測」になりやすく、引き続き「ヘッドラインに振り回される」といった神経質な展開が想定されるところです。

ただし本日は「米国休場」となるスケジュール感であり、“流動性の低下”は必至と見られます。
「“些細な要因”で揺れ動く」には当然警戒が必要ですが、一方でかなりのリスクをマーケットは“織り込み済”とも見られますので、一方向への動意には「“かなりの要因”が必要」と見るのが妥当でもあります。

オーダー状況を見ると、“114.80-50円”にまとまった規模のドル買いオーダーが散見される反面、“115.20-50円”にはドル売りオーダーが待ち構えているとも聞き及びます。
“上を下へと揺れ動く”を想定しつつも、“当該レンジ内”と見るのが本日も妥当なのかもしれませんね。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:115.785(2/16高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:115.532(2/17高値、日足・一目均衡表転換線、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:115.459(2/15~2/18の61.8%戻し)
上値2:115.296(2/18高値、2/15~2/18の50%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:115.136(20日移動平均線)
前営業日終値:115.056(大台)
下値1:114.902(日足・一目均衡表基準線)
下値2:114.849(2/17安値、日足・一目均衡表先行スパン上限、週足・一目均衡表転換線、50日移動平均線)
下値3:114.776(2/4安値、2/18安値、ピボット1stサポート)
下値4:114.564(1/24~2/10の61.8%押し、-1σ、ピボット2ndサポート)
下値5:114.437(日足・一目均衡表先行スパン下限)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:83.341(2/17-18高値)
上値4:83.145(ピボット1stレジスタンス)
上値3:83.000(大台、2/18高値後の61.8%戻し)
上値2:82.834(2/18高値後の50%戻し)
上値1:82.737(日足・一目均衡表先行スパン上限/転換線、2/18高値後の38.2%戻し、+1σ)
前営業日終値:82.609(50週移動平均線)
下値1:82.508(20週移動平均線、週足・一目均衡表基準線)
下値2:82.424(2/18安値)
下値3:82.344(2/17安値、200日/50日移動平均線、週足・一目均衡表転換線)
下値4:82.235(2/14~2/17の61.8%押し、日足・一目均衡表基準線、ピボット1stサポート)
下値5:82.072(月足・一目均衡表転換線、20日移動平均線)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

159.000(大台)
158.219(21/10/20-21高値)
158.066(2/10高値、大台)
157.852(+2σ)
157.711(2/11高値)
157.286(2/18高値)
157.000(大台)
156.783(月足・一目均衡表先行スパン上限、+1σ)
156.683(日足・一目均衡表転換線)
前営業日終値:156.411
156.293(2/14~2/16の50%押し)
156.199(2/18安値)
156.059(2/14~2/16の61.8%押し)
155.967(2/15安値、2/17安値、大台)
155.799(20日移動平均線)
155.482(日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線)
155.300(2/14安値)
155.135(2/7安値、日足・一目均衡表先行スパン上限)
155.048(2/3安値、50日移動平均線、大台)
154.810(2/2安値、1/24~2/10の61.8%押し)
154.488(2/1安値、-1σ)
154.256(1/31安値、100日/20週移動平均線)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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