◆ 「停戦協議」は不発、「原発砲撃」との報も… - 一時“115円後半”も押し戻される

『民間人避難(人道回廊の設置)で合意』

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マネパ為替分析 日刊レポート

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米雇用統計は“好悪”どちらでも…!?

2022年03月04日

◆ 「停戦協議」は不発、「原発砲撃」との報も… - 一時“115円後半”も押し戻される

『民間人避難(人道回廊の設置)で合意』

「停戦協議」は行われたものの、「長期化・泥沼化」への懸念を払拭するには至りませんでした。
逆に「歩み寄りは困難」との見方が前面に押し出された感があり、緊迫度はより高まったともいえます。
このため“115.803円”へと上値を伸ばす場面こそ見られたものの、“ストップロス”を絡めるには至らず、その後は押し戻されていきました。

一方で『ロシア軍がザポロジエ原発に砲撃』との報が伝わったことで、本日東京タイム午前には“リスク回避姿勢”がさらに意識されました。
こうして“115.253円”へと押し下げられましたが、しかし“崩れる”には至っておらず、本稿執筆時は“下値の堅さ”も目立ち始めています。


◆ 引き続き「ウクライナ情勢」がメインだが…?

こうした中、本日は「米雇用統計」を迎えます。
事前予想は「非農業部門雇用者数(+40.0万人)/失業率(3.9%)/平均時給(前年比+5.8%)」となっていますので、まずはここからの乖離具合が注目ということになります。
前哨戦となる「ADP雇用統計」は“好内容(+48.5万人)”でしたので、『そう悪い数値は出ない』との見方が一般的です。
しかし前月分の上方修正が“大きすぎる(△30.1万人→+50.9万人)”ということから、『信憑性はいまいち』との声も聞こえてきています。
特に『(米雇用統計で確認するまで、)新たにポジションは構築しづらい』との声が大勢を占めている状況ですので、“好悪”いずれであっても動意づく可能性は十分…?

引き続き「ウクライナ情勢」がメインテーマであり、ヘッドラインで“右往左往”する展開は変わらないと見ます。
また“上値の重さ(リスク回避→円買い)”と“下値の堅さ(金利選好+有事のドル買い)”が混在している状況ですので、“動きづらい”というのが実状でもあります。
それでも本日の「米雇用統計」は、いつも以上に動意づく可能性を期待したいところですj。
もちろん結果次第ということは、いつもと変わりませんが…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:116.000(大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:115.872(2/15高値、+2σ)
上値3:115.803(3/3高値)
上値2:115.711(ピボット1stレジスタンス)
上値1:115.593(3/3高値後の61.8%戻し)
前営業日終値:115.454
下値1:115.310(3/1高値、20日移動平均線、ピボット1stサポート)
下値2:115.233(日足・一目均衡表基準線)
下値3:115.104(日足・一目均衡表転換線、ピボット2ndサポート)
下値4:115.000(大台、50日移動平均線、-1σ)
下値5:114.908(週足・一目均衡表転換線、ピボットローブレイクアウト)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:85.357(ピボット2ndレジスタンス)
上値4:85.203(21/11/4高値)
上値3:85.000(大台、ピボット1stレジスタンス)
上値2:84.929(3/3高値)
上値1:84.763(200月移動平均線)
前営業日終値:84.603(+2σ)
下値1:84.410(3/3安値後の押し目)
下値2:84.227(3/1~3/3の38.2%押し)
下値3:84.124(3/3安値、ピボット1stサポート)
下値4:83.948(2/28~3/3の38.2%押し、3/1~3/3の50%押し、大台)
下値5:83.794(3/1~3/3の61.8%押し、+1σ、ピボット2ndサポート)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

156.775(2/23高値、月足・一目均衡表先行スパン上限)
156.002(2/10~2/28の61.8%戻し、大台)
155.889(2/24高値)
155.790(+1σ)
155.604(50日/20日移動平均線)
155.365(2/10~3/1の50%戻し、日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線)
155.232(3/3高値)
155.116(日足・一目均衡表先行スパン上限)
154.997(大台)
154.719(日足・一目均衡表転換線)
154.546(-1σ)
154.394(100日移動平均線)
前営業日終値:154.118
115.056(20週移動平均線)
153.948(3/1~3/3の50%押し、大台)
153.864(3/3安値)
153.644(3/1~3/3の61.8%押し、100月移動平均線)
153.583(週足・一目均衡表基準線)
153.439(200日移動平均線、日足・一目均衡表先行スパン下限、-2σ)
153.074(50週移動平均線)
153.000(大台)
152.817(3/2安値)
152.663(3/1安値)
152.133(12/23安値)
152.000(大台)
151.615(週足・一目均衡表先行スパン上限)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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