◆ 昨日は“ドル買い≧円買い”… - “115円半ば”へ反発

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マネパ為替分析 日刊レポート

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少なくとも“下値の堅さ”は健在…!?

2022年03月08日

◆ 昨日は“ドル買い≧円買い”… - “115円半ば”へ反発

「停戦協議」は何ら進展しておらず、「ウクライナ情勢」は依然として緊迫化し続けています。
このため“リスク回避→円買い”は根強いものがありますが、昨日はそれを上回る“ドル買い”がマーケットを席巻しました。

『欧米諸国はロシア産原油の禁輸を検討』

この報道を背景に原油価格は跳ね上がり、NY原油は“2008年7月以来(130ドル)”へと一時駆け上がりました。
このため「さらなるインフレ加速」が意識されており、NYダウは“21年11月26日以降最大の下落幅(△797ドル)”を記録しました。
一方で米10年債利回りは“急反発(1.66%→1.80%)”を演じ、「有事+金利選好」の双方から促された“ドル買い”が勢いで上回ったからです。


◆ 「日米金利格差」が意識されやすい…?

もっとも冒頭で記したように“リスク回避→円買い”は根強く、特に「ウクライナ情勢」は予断を許しません。
このためこちらの勢いが増す可能性は否めず、そうなると昨日の上昇も相俟って“利益確定売り(円買い戻し)”が先行しても何ら不思議ではないということになります。

それでも日経平均が“2万5000円割れ”を演じたものの、「投資家のリスク許容度」が低下しているわけではありません。
“下げ渋って”いることが背景にあるからです、仮に“再度低下→リスク回避姿勢”となったとしても、『(来週の日銀会合で)景気判断引き下げの方向で議論』との一部報道があります。
「日米金利格差」が意識されるとあっては、下値を支え続ける可能性は十分…?

「綱引き(ドル⇔円)」が継続する可能性は高いと見られるだけに、“上値の重さ”は相変わらずとは見られます。
それでも“下値の堅さ”は健在との見方は、少なくとも継続したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:115.872(2/15高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:115.803(3/3高値)
上値3:115.600(ピボット1stレジスタンス)
上値2:115.549(3/4高値)
上値1:115.471(3/7高値)
前営業日終値:115.312(20日移動平均線
下値1:115.233(日足・一目均衡表基準線)
下値2:115.104(日足・一目均衡表転換線、50日移動平均線)
下値3:115.000(大台、-1σ)
下値4:114.902(週足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)
下値5:114.767(3/7安値、日足・一目均衡表先行スパン上限)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:85.501(3/7高値)
上値4:85.127(ピボット1stレジスタンス)
上値3:85.023(3/7高値後の61.8%戻し、大台)
上値2:84.875(3/7高値後の50%戻し、+2σ)
上値1:84.727(3/7高値後の38.2%戻し200月移動平均線)
前営業日終値:84.341
下値1:84.124(3/3-4安値、+1σ)
下値2:84.000(大台)
下値3:83.929(、ピボット1stサポート)
下値4:83.759(2/24~3/7の50%押し、日足・一目均衡表転換線)
下値5:83.462(100月移動平均線、ピボット2ndサポート)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

153.389(200日移動平均線、日足・一目均衡表先行スパン下限)
153.293(-1σ)
153.134(3/3~3/7の50%戻し)
153.040(50週移動平均線、大台)
152.638(3/3~3/7の38.2%戻し)
152.453(-2σ)
152.230(3/7高値)
152.000(大台)
151.603(週足・一目均衡表先行スパン上限)
前営業日終値:151.090
151.035(3/7安値、大台)
150.000(大台)
149.892(21/12/21安値)
149.488(21/12/9安値、21/12/20安値)
149.360(21/12/8安値)
149.050(21/12/6安値、大台)
148.947(21/9/21安値、21/12/3安値)
148.736(20月移動平均線)
148.458(21/7/20安値)
148.113(21/3/2安値)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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