◆ “巻き戻し”一服 - 一時“下値拡大”

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マネパ為替分析 日刊レポート

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再び“上値模索”となる可能性…!?

2022年04月01日

◆ “巻き戻し”一服 - 一時“下値拡大”

「ウクライナ情勢」を巡る危機感は一巡した印象がありますが、「停戦に向けた楽観論」が昨日は再び後退しました。
このため“巻き戻し”は長くは続かず、期末/月末に絡んだ“ポジション解消ニーズ”が再燃し、“121.273円”へと下値を拡大する場面が見られました。

一方で昨日発表の米PCEは“82年1月以来(+6.4%)”、コア・デフレータは“83年4月以来(+5.4%)”を記録するなど、「米インフレ高止まり」は顕著となっています。
このため「日米金融当局の立ち位置の違い」への思惑は根強く、“崩れる”には至っておりません。
こうしてその後は緩やかに値を戻し、昨日の取引を終えています。


◆ ただ、金利見通しが修正されるほどの“悪化”というのは…? - 米雇用統計

“ポジション解消ニーズ”が強く意識されている状況といえますが、ただ本日は米雇用統計が控えています。
そして前記「米インフレ高止まり」は元より、「労働市場への逼迫感」も顕著というのが実状となります。
このため事前予想は「非農業部門雇用者数(+49.0万人)/失業率(3.7%)/平均時給(前年比+5.5%)」となっているなど、『そう悪い数値は出ない』との見方が一般的です。

もちろん「米5月0.50%利上げ」に関しては“70%超”の確率ですでに織り込まれていますので、米10年債利回りもしくはドル円への影響は“限定的”との見方は少なくありません。
このため結果次第では“さらなる下値追い”となってもおかしくない面もありますが、ただ事前予想から多少上下に振れたくらいでは“大きく修正される”となることはないと見るのが自然です。
そうなると好悪いずれの結果となっても、少なくとも“崩れる”には至らない…?

結果を見るまで“動きづらく(方向感定まらず)”、結果を見てから“動意づく”というのが基本シナリオということになりますが、“下値の堅さ”を想定しながら、状況を見極めたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※米雇用統計が予定されていますので、いつもより値幅を拡げています。

123.627(3/28~3/31の61.8%戻し)
123.505(ピボットハイブレイクアウト)
123.204(3/30高値、3/28~3/31の50%戻し)
123.000(大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値5:122.728(3/28~3/31の38.2%戻し)
上値4:122.440(3/31高値)
上値3:122.259(日足・一目均衡表転換線、ピボット1stレジスタンス)
上値2:122.144(+1σ)
上値1:122.000(大台)
前営業日終値:121.704
下値1:121.624(3/31安値後の61.8%押し)
下値2:121.490(3/31安値後の76.4%押し)
下値3:121.273(3/31安値)
下値4:121.174(3/25安値、ピボット1stサポート)
下値5:121.096(3/4~3/28の38.2%押し)
120.951(3/24安値、3/17~3/28の61.8%押し、大台)
120.591(3/23安値、ピボット2ndサポート)
120.441(3/9ブレイク後の50%押し)
120.000(大台、ピボットローブレイクアウト)
119.865(3/4~3/28の50%押し、日足・一目均衡表基準線)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

93.118(3/29高値、ピボットハイブレイクアウト)
92.961(3/28~3/31の61.8%戻し、大台)
92.642(3/30高値、ピボット2ndレジスタンス)
92.540(3/28~3/31の50%戻し)
上値5:92.082(3/31高値、3/28~3/31の38.2%戻し)
上値4:92.000(大台)
上値3:91.844(ピボット1stレジスタンス)
上値2:91.442(+1σ)
上値1:91.299(日足・一目均衡表転換線)
前営業日終値:91.063(大台)
下値1:90.758(3/31安値)
下値2:90.607(3/15~3/28の38.2%押し)
下値3:90.519(3/24安値、ピボット1stサポート)
下値4:90.000(大台、ピボット2ndサポート)
下値5:89.937(3/23安値)
89.537(3/22NYタイム安値)
89.460(3/15~3/28の50%押し)
89.372(ピボットローブレイクアウト)
89.000(大台)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

164.000(大台)
163.000(大台)
162.720(3/29高値)
162.468(3/28~3/30の61.8%押し)
162.000(大台)
161.829(3/28~3/30の50%押し)
161.372(3/30高値)
161.171(3/28~3/30の38.2%押し)
161.000(大台)
160.879(3/31高値、日足・一目均衡表転換線)
160.691(+1σ)
前営業日終値:159.943(大台)
159.439(3/31安値)
159.039(3/23安値、3/30安値、大台)
158.000(大台)
157.800(3/8~3/28の50%押し、日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線)
157.123(3/22安値)
157.000(大台、20日移動平均線)
156.799(週足・一目均衡表基準線)
156.373(3/21安値)
156.192(3/8~3/28の61.8%押し)
156.000(大台、50日移動平均線)
155.844(3/18安値)
155.456(3/17安値、日足・一目均衡表先行スパン上限)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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