◆ 無難に通過 - 米雇用統計

注目の米雇用統計は「非農業部門雇用者数(+43.1万人)」が予想を下回ったものの、「失業率(3.6%)」「平均時給(前年比+5.6%)」は上回りました。

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マネパ為替分析 日刊レポート

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こうなると「日米金融当局の立ち位置の違い」が…!?

2022年04月04日

◆ 無難に通過 - 米雇用統計

注目の米雇用統計は「非農業部門雇用者数(+43.1万人)」が予想を下回ったものの、「失業率(3.6%)」「平均時給(前年比+5.6%)」は上回りました。
このため「米5月0.50%利上げ」を追認する思惑が強まり、米10年債利回りが“2.45%”に上昇する中で、ドル円は“123.038円”へと反発しました。
一方で米2年債利回りは“19年3月以来の2.47%”へ上昇する中、いわゆる「逆イールド」が継続したこともあって、米景気後退入りとの懸念から上値を押さえられて、先週末の取引を終えています。


◆ “上値追い”に慎重姿勢があるのは事実だが…?

米雇用統計がしっかりとした数字となったことで、「米大幅利上げ期待」は意識されやすいと見られます。
一方で「指値オペ」は一旦終了したものの、『4-6月期の国債買入オペ増額』を日銀は発表しています。
このため「日米金融当局の立ち位置の違い」、そこから派生する「日米金利格差」に目が向かいやすいと見るのが自然です。
そうなると“ドル買い+円売り”への安心感は、相応の水準で維持されると見るのが妥当ということになります。

依然として「ウクライナ情勢」が不透明ですので、“上値追い”に関しては慎重姿勢があるのは事実です。
それでも“下値の堅さ”を想定しつつ、少なくとも“崩れない”を前提としながら、次なる材料の出現を待ちたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:123.806(3/29欧州タイム高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:123.627(3/28~3/31の61.8%戻し)
上値3:123.204(3/30高値、3/28~3/31の50%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値2:123.038(4/1高値、大台)
上値1:122.837(日足・一目均衡表転換線)
前営業日終値:122.511
下値1:122.364(3/31~4/1の38.2%押し、+1σ)
下値2:122.156(3/31~4/1の50%押し)
下値3:121.947(3/31~4/1の61.8%押し、大台)
下値4:121.720(ピボット1stサポート)
下値5:121.589(4/1安値)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:92.540(3/28~3/31の50%戻し)
上値4:92.446(ピボット1stレジスタンス)
上値3:92.327(4/1高値)
上値2:92.130(日足・一目均衡表転換線)
上値1:92.000(大台)
前営業日終値:91.802(+1σ)
下値1:91.543(3/31~4/1の50%押し)
下値2:91.357(3/31~4/1の61.8%押し)
下値3:91.000(大台、ピボット1stサポート)
下値4:90.921(4/1安値)
下値5:90.758(3/31安値)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

163.000(大台)
162.720(3/29高値)
162.468(3/28~3/30の61.8%押し)
162.000(大台)
161.829(3/28~3/30の50%押し、日足・一目均衡表転換線)
161.372(3/30高値)
161.183(4/1高値、3/28~3/30の38.2%押し水準)
161.000(大台、+1σ)
前営業日終値:160.651
160.311(3/31~4/1の50%押し)
160.105(3/31~4/1の61.8%押し)
160.000(大台)
159.641(4/1安値)
159.439(3/31安値)
159.039(3/23安値、3/30安値、大台)
158.000(大台)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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