◆ さらに“上値追い”… - 127円回復

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マネパ為替分析 日刊レポート

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「空白地帯」の中での上昇…!?

2022年04月19日

◆ さらに“上値追い”… - 127円回復

「イースター休暇中(イースター・マンデー)」ということもあり、昨日も“流動性が回帰”することはありませんでした。
このため基本的には“小動き”が続きましたが、一方で「米金融正常化・加速」への思惑は根強いものがあります。
この影響にて米10年債利回りが一時“18年12月以来(2.88%)”へと上昇する中、ドル円はNYタイム中盤に“先週末高値(126.677円)”を突破し、そして本日オセアニアタイムに“127円台”へと駆け上がっています。


◆ 「日米金融当局の立ち位置の違い」は如何ともしがたく…?

『急速な円安はマイナスが大きくなる』との黒田日銀総裁発言にて、一時的に“円買い戻し”が進行する場面も見られましたが、『円安は全体としてプラス』との認識を変えることはありませんでした。
一方でブラード・セントルイス連銀総裁は昨日、『7-9月期に中立金利超え』『年末までに3.50%への利上げが必要』との主張を繰り返し、『必要ならば0.75%利上げも選択肢』と述べました。
“最もタカ派”の一人とされる方の発言でもあり、割り引いて見る必要はありますが、それでも「日米金融当局の立ち位置の違い」は鮮明といわざるを得ないところです。
これが早晩に解消(後退)する可能性は低いといわざるを得ないだけに、引き続き“ドル買い+円売り”には安心感が付いて回ると見るのが妥当です。


◆ それでも怖いのは「口先介入」と、「往き過ぎ」への思惑…!?

注意しておきたいのは「口先介入」と、そしてテクニカル面での「往き過ぎ」への思惑です。
そして前者に関しては“効果なし”との見方が一般的ですが、後者に関しては、一旦そうなると“一気に巻き戻される”という可能性が…?

主だった抵抗ラインが不在という「空白地帯」に当たる当該“127円台”は、そこまで心配する必要はないかもしれません。
それでも“押し目なし”に“12本連続の陽線”を描いた日足を見ると、やはり警戒度は強めておかざるを得ないところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

130.000(大台)
129.690(02/4/25高値)
129.080(02/5/9高値)
129.000(大台)
128.800(02/5/14高値)
128.640(02/5/15高値)
128.420(02/5/16高値)
上値5:128.190(02/5/17高値)
上値4:127.993(ピボットハイブレイクアウト、大台)
上値3:127.681(+2σ)
上値2:127.493(ピボット2ndレジスタンス)
上値1:127.239(ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:126.986(大台)
下値1:126.485(ピボット1stサポート)
下値2:126.238(4/18安値、4/14~4/18の38.2%押し)
下値3:126.040(4/14~4/18の50%押し)
下値4:125.985(ピボット2ndサポート、大台)
下値5:125.848(4/15安値、4/14~4/18の61.8%押し)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

95.000(大台)
94.570(+2σ)
94.322(3/28高値、ピボットハイブレイクアウト)
94.162(4/5-6高値)
上値5:94.000(大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:93.862(4/13高値)
上値3:93.768(4/15高値)
上値2:93.672(ピボット1stレジスタンス、4/18高値)
上値1:93.549(+1σ)
前営業日終値:93.341
下値1:93.159(日足・一目均衡表転換線、4/18安値)
下値2:93.017(4/13安値、4/7~4/13の61.8%押し、ピボット1stサポート、大台)
下値3:92.827(4/12安値)
下値4:92.751(ピボット2ndサポート)
下値5:92.643(20日移動平均線)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

169.000(大台)
168.000(大台)
167.629(16/2/10高値)
167.000(大台)
166.079(16/2/16高値、+2σ、大台)
165.395(4/15-18高値)
前営業日終値:165.223
165.000(大台)
164.642(4/18安値)
164.374(4/15安値、4/12~4/15の38.2%押し)
164.135(+1σ)
164.033(4/14安値、4/12~4/15の50%押し、大台)
163.776(4/12~4/15の61.8%押し)
163.630(日足・一目均衡表転換線)
163.264(4/12~4/15の76.4%押し)
162.968(3/30~4/15の38.2%押し、大台)
162.867(4/13安値)
162.776(4/12安値)

《10:25》
《11:20、テクニカルライン追記》
《14:00、円安進行のため、テクニカルラインをさらに追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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