◆ 「中国経済減速」への思惑が… - “127円前半”へ反落

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マネパ為替分析 日刊レポート

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ここまで押せば“買い拾い”で対峙…!?

2022年04月26日

◆ 「中国経済減速」への思惑が… - “127円前半”へ反落

「米大幅利上げ観測」「ウクライナ情勢」はそのままに、昨日は「中国の新たなロックダウン」がテーマの中心となりました。
これが「中国経済減速」、さらには「世界経済減速」へと懸念につながり、“リスク回避姿勢”が先行しました。
このため米10年債利回りは“緩やかに低下(→2.75%)”したにもかかわらず、“ドル買い”そのものは継続しています。

一方で「世界経済減速」ですので、昨日は原油も“低下(→一時95ドル台)”しています。
このため「経常収支悪化」を背景にした思惑も緩み、つれて“円売り”も後退したことで、ドル円は“綱引き(ドル買い⇔円買い)”となりました。
もっともこれまでの経緯(上昇往き過ぎ)を踏まえると“円買い”が上回り、本日東京タイムにかけて“127.339円”へ値を落とす場面を見せています。


◆ 足元のテーマが移行した印象こそあるが…?

こうして期待した通り、「一旦のポジション調整」が入りました。
問題はここから先…ということになりますが、冒頭で記したように、「米大幅利上げ観測」は何ら変わっていないという状況です。
そうなると“ドル買い”そのものが反転する展開は、現時点では想定しづらいと見るのが自然です。
一方で昨日は“円買い”が進行しましたが、「経常収支悪化」への懸念が緩んだとしても、「日米金融当局の立ち位置の違い」はまだ残っています。
このためこちらも反転する展開は期待薄であり、あくまで“巻き戻し”と見るのが妥当です。
そうなるとここから先は“底堅い”が鮮明になると見るが、やはり自然ということになります。

「米大幅利上げ観測」から「中国経済減速」へと、足元のテーマが移行した印象があるのは事実です。
それでも“大きな流れは変わらない”、つまり“下値は限定的”と考えれば…?
押す局面あれば、“買い拾い”にて積極的に対峙したい局面と考えたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:128.849(4/25高値、4/20~4/25の61.8%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値4:128.768(4/22~4/25の50%戻し)
上値3:128.595(4/25欧州タイム高値)
上値2:128.497(4/25NYタイム高値)
上値1:128.237(4/22~4/25の38.2%戻し)
前営業日終値:128.124
下値1:128.000(大台)
下値2:127.685(+1σ)
下値3:127.471(4/20安値、4/25安値、ピボット1stサポート)
下値4:127.244(4/14~4/20の50%押し、日足・一目均衡表転換線)
下値5:126.963(4/19安値、大台)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:93.143(ピボット1stレジスタンス)
上値4:93.046(20日移動平均線、大台)
上値3:92.881(4/20~4/25の38.2%戻し)
上値2:92.409(4/25欧州タイム高値)
上値1:92.206(4/20~4/25の23.6%戻し)
前営業日終値:92.002(大台)
下値1:91.708(4/25安値後の38.2%押し)
下値2:91.595(4/25安値後の50%押し)
下値3:91.481(4/25安値後の61.8%押し)
下値4:91.114(4/25安値、日足・一目均衡表基準線)
下値5:91.000(大台、ピボット1stサポート)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

165.988(4/20~4/25の61.8%戻し、大台)
165.620(+1σ)
165.279(4/25高値、日足・一目均衡表転換線、4/20~4/25の50%戻し)
165.000(大台)
164.486(4/20~4/25の38.2%戻し)
164.000(大台)
163.557(4/20~4/25の23.6%戻し)
163.394(20日移動平均線)
前営業日終値:163.249
163.000(大台)
162.771(日足・一目均衡表基準線)
162.055(4/25安値、大台)
161.717(4/11安値、3/8~4/20の38.2%押し)
161.646(4/8安値)
161.388(4/6-7安値)
161.000(大台)
160.930(-1σ)
160.492(4/5安値)
160.283(4/4安値)

《10:45》
《11:30、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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