◆ 上を下への乱高下… - 結局“134円台”

想定した通り、昨日は“利益確定売り”が先行しました。
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“利益確定売り”に留意したいタイミング、再び…!?

2022年06月10日

◆ 上を下への乱高下… - 結局“134円台”

想定した通り、昨日は“利益確定売り”が先行しました。
しかし想定よりも早く、“買い戻し(押し目買い)”が進行したのも事実です。
背景にあるのは、「ECB理事会」への思惑です。

まず急ピッチだった“円売り”を調整する格好で、「円売りの巻き戻し」が進行しました。
ただ「ECB理事会」では“7月利上げ”が予告されたわけですが、マーケットはこれを「知ったら終い」+「欧景気悪化懸念」と捉えました。
このため発表直後から“ユーロ売り”が目立ち始め、代わって“ドル買い”が進行する格好となりました。
こうして“134.555円(東京タイム序盤)”へと上昇したドル円は、“133.178円(欧州タイム中盤)”へと値を落とし、しかし“134.447円(NYタイム終盤)”へとすぐさま反発する動きを見せています。


◆ ただ本日も“同様の動き”となる可能性が…?

こうした中、本日は「今週最大のイベント・米CPI」が行われます。
「米大幅利上げ(0.50%)」を当面継続させるほど、果たして“強い内容”となるのか…?
こればかりは結果を見てみないと仕方ありませんが、一方でこれは昨日同様の状況が期待(懸念?)されるところです。
つまり「円売りの巻き戻し」と、そして「知ったら終い」です。
しかも昨日のように「別の要因(昨日は欧景気悪化懸念)」が台頭する余地は小さいといわざるを得ないところです。

「日米金融当局の立ち位置の違い」がある以上、基本的に“円売り安心感”は維持されると考えます。
しかし“利益確定売り”がいつ発生してもおかしくないタイミングということは、引き続き留意しておきたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:135.412(ピボット2ndレジスタンス)
上値4:135.150(02/1/31高値)
上値3:135.010(02/2/11高値、02/2/27高値、大台)
上値2:134.892(ピボット1stレジスタンス)
上値1:134.555(6/9高値、+2σ)
前営業日終値:134.372
下値1:134.000(大台)
下値2:133.835(6/9安値後の50%押し)
下値3:133.680(6/9安値後の61.8%押し)
下値4:133.515(ピボット1stサポート)
下値5:133.178(6/9安値)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:96.761(6/9高値)
上値4:96.316(ピボット1stレジスタンス)
上値3:96.164(6/9高値後の61.8%戻し)
上値2:95.941(6/9高値後の50%戻し、大台)
上値1:95.717(6/9高値後の38.2%戻し)
前営業日終値:95.363
下値1:95.299(6/9安値、6/6~6/8の50%押し水準)
下値2:94.962(6/6~6/8の61.8%押し、大台)
下値3:94.797(6/7安値、ピボット1stサポート)
下値4:94.507(6/6~6/8の76.4%押し、+1σ)
下値5:94.346(ピボット2ndサポート)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

170.615(16/2/8高値)
170.000(大台)
169.000(大台)
168.730(6/9高値、+2σ)
168.000(大台)
前営業日終値:167.909
167.426(6/9安値後の61.8%押し)
167.000(大台)
166.683(6/8-9安値)
166.510(6/6~6/9の38.2%押し)
166.000(大台)
165.824(6/6~6/9の50%押し)
165.438(+1σ)
165.149(6/7安値、6/6~6/9の61.8%押し)
165.000(大台)
164.838(日足・一目均衡表転換線)

《10:40》
《11:25、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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