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米国市場休場で流動性が低下する中、昨日は“巻き戻し”が目立ちました。
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“下値の堅さ”が意識されるが、“過度な上値期待”は手控えたい…!?

2022年07月05日

◆ “巻き戻し”先行 - 136円回復

米国市場休場で流動性が低下する中、昨日は“巻き戻し”が目立ちました。
このためドル円でも“買い戻し”が緩やかに先行し、東京タイムに一時“134.790円”へと値を落とした後は、緩やかに“135.80円水準”へと反発し、そして本日に入って“136円台”を回復するに至っています。


◆ ただ“節目”には到達していない - 米10年債利回り

目先のポイントは、「米10年債利回り」の動向と見られます。
先週末に“2.79%”へ一時低下した米10年債利回りは、本日の夜間取引で“2.97%”へと上昇し、これが前記“136円回復”の原動力になったと見られるところです。
ただ“節目(3.0%)”にはまだ届いていませんので、このまま“ドル買い”が進行するかは未知数をいわざるを得ないところがあります。


◆ 「確認したいイベント」も控えるとあっては…!?

もちろん『バイデン政権、週内に対中関税の一部を撤廃』との一部報道から、センチメントは“転換(リスク回避→リスク選好)”した印象がありますので、“さらなる上値追い”への期待は募るものがあります。
ただ一方で「FOMC議事要旨」「米雇用統計」を控えるスケジュール感でもあり、それらを確認する前の“さらなる上値追い”は“期待過剰”と見るのが妥当…?

基本的には“下値の堅さ”がより意識されると見ますが、“過度な上値期待”は現時点では手控えておきたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:136.467(6/29~7/1の76.4%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:136.138(6/29~7/1の61.8%戻し、+1σ)
上値3:136.057(ピボット1stレジスタンス)
上値2:135.987(7/1高値、大台)
上値1:135.873(6/29~7/1の50%戻し)
前営業日終値:135.705
下値1:135.632(日足・一目均衡表転換線)
下値2:135.486(7/4高値後の押し目)
下値3:135.245(7/4欧州タイム安値)
下値4:135.140(20日移動平均線)
下値5:135.000(大台、ピボット1stサポート)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:94.157(日足・一目均衡表基準線)
上値4:93.942(6/28~7/1の76.2%戻し、20日移動平均線、大台)
上値3:93.784(7/1高値、ピボット1stレジスタンス)
上値2:93.472(6/28~7/1の61.8%戻し)
上値1:93.284(7/4高値)
前営業日終値:93.163
下値1:93.000(大台、日足・一目均衡表転換線)
下値2:92.703(7/1安値後の50%押し)
下値3:92.523(50日移動平均線)
下値4:92.402(7/1安値後の61.8%押し)
下値5:92.096(週足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

167.023(6/23高値、大台、+1σ)
166.926(6/28高値)
166.332(6/29高値)
166.000(大台)
165.832(6/30高値)
165.431(6/21~7/1の61.8%戻し)
165.310(7/1高値、20日移動平均線)
165.000(大台)
164.882(6/28~7/1の61.8%戻し)
164.745(7/4高値)
164.366(日足・一目均衡表基準線)
164.299(日足・一目均衡表転換線)
前営業日終値:164.210
164.000(大台)
163.865(7/1安値後の38.2%押し)
163.714(-1σ)
163.428(7/1安値後の50%押し)
163.009(7/4安値、7/1安値後の61.8%押し、大台)
162.869(50日移動平均線)
162.165(週足・一目均衡表転換線)
162.009(日足・一目均衡表先行スパン上限、大台、-2σ)
161.575(7/1安値)
161.000(5/31安値、大台)

《10:30》
《11:05、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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