◆ その“ドル買い+円売り”が進行… - 137円後半

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マネパ為替分析 日刊レポート

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“年初来高値”を更新したが…!?

2022年07月12日

◆ その“ドル買い+円売り”が進行… - 137円後半

あぁ、見誤った…。

“ドル買い+円売り”が重なりやすいとは把握していたものの、それでも“上値の重さ”を想定した昨日…。
しかしながらその意に反してドル円は、一気に“137.756円”へと駆け上がっていきました。
キッカケは『必要があれば躊躇なく追加緩和』という黒田日銀総裁発言と見られますが、実際のところは「投機筋の仕掛け」がまんまと成功した格好といえそうです。


◆ ただし状況は何ら変わっていない…?

こうした展開になってしまうと、“98/9/9高値(138.290円)”を窺う展開は想定せざるを得ないのかもしれません。
ただし昨日記した「イエレン財務長官来日」「米CPI」を控えるスケジュール感は変わっておりません。
このためいつ“様子見”に転じるかはわからず、場合によっては“利益確定売り”が先行する展開も想定しておかなければならないことになります。

日本は「金融緩和継続」、ユーロ圏は「エネルギー供給懸念」、英国は「ジョンソン首相退陣」を抱えているだけに、“ドル独り勝ち”はまだ継続する可能性は否めないところがあります。
それでも米10年債利回りが“3%割れ”へと再び低下しているように、昨日に比べるとその度合いは“幾分低下”という状況でもあります。

“急反落”は想定しづらく、見誤ったばかりでもありますが、“さらなる上値追い”に関しては引き続き否定的に見たいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:138.290(98/9/9高値)
上値4:138.084(ピボット1stレジスタンス)
上値3:138.000(大台)
上値2:137.897(+2σ)
上値1:137.756(7/11高値)
前営業日終値:137.413
下値1:137.253(7/11NYタイム安値)
下値2:137.000(大台)
下値3:136.759(+1σ、7/11欧州タイム安値)
下値4:136.606(7/1~7/11の38.2%押し)
下値5:136.414(ピボット1stサポート)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:93.683(7/11高値)
上値4:93.385(20日移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
上値3:93.000(大台)
上値2:92.854(日足・一目均衡表転換線)
上値1:92.674(週足・一目均衡表転換線)
前営業日終値:92.545(50日移動平均線)
下値1:92.311(7/11安値、日足・一目均衡表先行スパン上限、7/6~7/11の61.8%押し水準)
下値2:92.000(大台、ピボット1stサポート)
下値3:91.899(7/7安値)
下値4:91.811(-2σ)
下値5:91.524(7/6安値、ピボット2ndサポート)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

166.332(6/29高値)
166.109(+1σ)
166.000(大台)
165.832(6/30高値)
165.310(7/1高値、7/5高値)
165.000(大台、6/21~7/6の61.8%戻し)
164.609(20日移動平均線)
164.470(7/11高値)
164.366(日足・一目均衡表基準線)
164.000(大台)
前営業日終値:163.382
163.112(日足・一目均衡表転換線、週足・一目均衡表転換線)
163.040(7/11安値、大台)
162.912(7/6~7/11の38.2%押し、50日移動平均線、-1σ)
162.431(7/6~7/11の50%押し)
162.209(日足・一目均衡表先行スパン上限)
162.009(日足・一目均衡表先行スパン下限、大台)
161.949(7/6~7/11の61.8%押し)
161.826(7/8安値)
161.592(7/7安値)
161.306(-2σ)
161.158(100日移動平均線)
161.000(大台)
160.391(7/6安値)

《8:50》
《9:20、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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