◆ さらに反落するも、押し戻される… - 一時“137円前半”

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マネパ為替分析 日刊レポート

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“膠着(揺れ動き)”が基本…!?

2022年07月20日

◆ さらに反落するも、押し戻される… - 一時“137円前半”

「米7月1.00%利上げ観測」がさらに後退する中、昨日は「米景気失速懸念」がさらに緩和しました。
このため“株高・原油高”が進行し、これを通じて資源国通貨を中心に“巻き戻し”が先行しました。
変わってドルには“売り戻し圧力”がかかり、ドル円は欧州タイム中盤にかけて“137.376円”へと値を落とす場面を見せています。

もっとも「欧0.50%利上げ観測」を背景に独国債利回りが上昇すると、つれて米10年債利回りも“3.03%”へと押し上げられました。
このため“金利選好→ドル買い”も根強いものがあり、“138円台”へと押し戻されて、昨日の取引を終えています。


◆ ビッグイベントを控えるスケジュール感を踏まえれば…?

明日に「ECB理事会」、そして「日銀金融政策決定会合」を控えるスケジュール感を考えれば、“様子見”となりやすいのは否めないところがあります。
ただ前者が“利上げ(0.25% or 0.50%の違いはありますが…)”が想定されているのに対して、後者は“現状維持(金融緩和継続)”が濃厚と見られます。
このため前者で“ドル売り”が再燃したとしても、後者では“ドル買い”が促されやすい・・・?

オーダー状況を見ると“138.00-137.80円”にはドル買いオーダーが、一方で“138.30-50円”にはドル売りオーダーが、それぞれ待ち構えていると聞き及びます。
金利・株式動向にもよりますが、ビッグイベント前日です。
本日に関しては“当該レンジ内での揺れ動き”を想定したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:139.123(7/15高値)
上値4:139.000(大台、+2σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:138.633(7/14~7/19の61.8%戻し)
上値2:138.564(7/18高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:138.385(7/19高値、7/14~7/19の50%戻し水準)
前営業日終値:138.180
下値1:138.000(大台)
下値2:137.827(+1σ)
下値3:137.576(ピボット1stサポート)
下値4:137.323(7/14安値、7/19安値、日足・一目均衡表転換線)
下値5:137.078(7/1~7/14の50%押し)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:96.335(ピボット2ndレジスタンス)
上値4:96.000(大台)
上値3:95.842(ピボット1stレジスタンス)
上値2:95.526(6/10高値)
上値1:95.415(7/19高値)
前営業日終値:95.349(+2σ)
下値1:95.000(大台)
下値2:94.599(7/12~7/19の23.6%押し)
下値3:94.393(+1σ、ピボット1stサポート)
下値4:94.094(7/12~7/19の38.2%押し)
下値5:93.940(7/18-19安値、大台)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

169.000(大台)
168.730(6/9高値)
168.002(6/10高値、大台)
167.808(6/22高値)
167.442(6/22NYタイム高値《6/22高値後の戻り高値》)
167.383(+2σ)
167.023(6/23高値、大台)
166.926(6/28高値)
166.332(6/29高値)
166.084(7/18高値)
165.975(7/19高値、+1σ、大台)
前営業日終値:165.806
165.660(7/19高値後の押し目)
165.132(7/19欧州タイム安値)
165.000(大台)
164.725(7/19安値)
164.447(20日移動平均線)
164.171(7/18安値)
164.000(大台、日足・一目均衡表転換線、7/12~7/18の50%押し)
163.908(日足・一目均衡表基準線)
163.658(7/15安値、日足・一目均衡表先行スパン上限)
163.457(7/12~7/18の61.8%押し)
163.333(50日移動平均線)
163.188(-1σ)
163.090(7/14安値、週足・一目均衡表転換線)

《10:15》
《10:45、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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