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引き続き“上値が重い”を意識しながら…!?

2022年08月18日

◆ 「世界的なインフレ懸念」が… - “135円半ば”へ続伸

見誤った…。

昨日は英CPIが“約40年ぶりの伸び(+10.1%)”を記録し、「世界的なインフレ懸念」が再燃しました。
この影響にて米・欧債利回りが上昇したことから、“金利選好→ドル買い”が目立ちました。
一方で「日銀マイナス金利」が改めて意識されていることから、“金利格差拡大→円売り”も幅広い通貨に対して持ち込まれています。
こうした流れの中でドル円は“135円ライン”に到達すると、NYタイム中盤にかけて“135.495円”へとさらに上値を伸ばしました。


◆ それでも米注目イベントは“ややハト派”…!?

一方で注目の米小売売上高は“予想を下回り(±0.0%)”、FOMC議事要旨では“新たな材料なし”となりました。
ただ「さらなる金融引き締め」の必要性こそ指摘されたものの、「ある時点で利上げペース鈍化」に言及されていることから、“ややハト派”と認識された印象は否めないところがあります。
このためその後は“利益確定売り”が入りやすくなっており、上昇幅の半分程度を“吐き出して”昨日の取引を終えています。


◆ そうなるとこのまま“上値追い”に転じるかは微妙…?

こうして想定に反して“上伸”したものの、最終的には“(半分程度を)押し戻された”ドル円。
“50日移動平均線(本日は135.411円)”で跳ね返された格好となりますので、テクニカル的には「当該ラインを突破できるか?」がポイントということになります。
すぐ上には“昨日高値(135.495円)/8日高値(135.577円)”が存在していますので、「“135.40-60円”で上値を押さえられるか?」といった方がいいかもしれません。

それでも前記したように、FOMC議事要旨は“ややハト派”と認識された印象が否めないところがあります。
そうなると「米利上げペース鈍化」への思惑はいつ再燃してもおかしくなく、このまま“上値追い”に転じられるかは些か微妙ということになります。

見方を誤ったばかりではありますが、昨日に続き“上値が重い”を前提にしながら、次なる動意を探りたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:136.000(大台)
上値4:135.577(8/8高値)
上値3:135.495(8/17高値、日足・一目均衡表先行スパン上限、50日移動平均線)
上値2:135.311(8/17高値後の76.4%戻し)
上値1:135.179(8/17高値後の戻り高値、8/17高値後の61.8%戻し水準)
前営業日終値:135.085(大台)
下値1:134.901(日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線)
下値2:133.650(日足・一目均衡表転換線)
下値3:134.366(20日移動平均線)
下値4:134.168(8/11~8/17の38.2%押し、ピボット1stサポート)
下値5:134.000(大台)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:94.471(8/16高値)
上値4:94.378(8/17高値)
上値3:94.107(日足・一目均衡表転換線、ピボット1stレジスタンス)
上値2:94.000(大台)
上値1:93.882(20日移動平均線)
前営業日終値:93.699(50日移動平均線)
下値1:93.556(8/17安値)
下値2:93.430(日足・一目均衡表先行スパン上限、ピボット1stサポート)
下値3:93.136(日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線)
下値4:93.000(大台、8/15-16安値、20週移動平均線)
下値5:92.832(8/2~8/12の50%押し)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

166.059(7/28高値、大台)
165.483(+2σ)
165.000(大台)
164.549(7/27安値)
164.196(+1σ)
164.000(大台)
163.901(7/29高値)
163.839(8/8高値、50日移動平均線)
163.664(8/9高値、週足・一目均衡表転換線)
163.562(8/17高値、日足・一目均衡表先行スパン上限)
163.110(100日移動平均線)
163.000(大台)
162.885(日足・一目均衡表基準線)
前営業日終値:162.807(20日移動平均線)
162.160(8/17安値、日足・一目均衡表先行スパン下限、8/16~8/17の38.2%押し)
161.957(日足・一目均衡表転換線、大台)
161.619(-1σ)
161.819(8/16~8/17の50%押し)
161.407(8/16~8/17の61.8%押し)
161.000(大台)
160.332(-2σ)
160.075(8/16安値、大台)
159.858(週足・一目均衡表基準線)
159.447(8/2安値)
159.023(5/26安値、大台)
158.873(200日移動平均線)

《10:15》
《10:50、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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